TRANBIが月間成約数50件を達成
国内最大級のオンラインM&Aプラットフォーム「TRANBI」は、2024年10月に初めて月間成約件数が50件を突破しました。この記録は、より多くの企業オーナーに効率的な事業承継の機会を提供する重要な成果です。
日本の事業承継事情
日本は急速な少子高齢化に直面しており、多くの中小企業が後継者不足に悩まされています。これにより、廃業が増える一方で、事業承継の手段が十分ではないという深刻な懸念があります。特に、中小企業経営者には、第三者承継の選択肢があまり知られていないため、事業承継のサポートが求められています。
そこで、TRANBIが果たす役割は非常に重要です。2011年に設立されたこのプラットフォームは、インターネットを活用して事業承継をサポートする先駆け的存在です。現在では、支援機関が増える中でも、中小企業が持つさまざまな課題に対し、低コストで効果的な解決手段を提供することができています。
TRANBIの特長
TRANBIの最大の魅力は、利用者にとってのコストの低さです。売り手は基本的に無料でサービスを利用でき、買い手に対しても柔軟な料金プランが用意されています。月額料金は、3,980円から19,800円(税別)で、成約手数料は一切かかりません。そのため、小規模事業者でも手軽に利用できる環境が整っています。
また、TRANBIには、実際に買い手として参画している企業の数も増えており、買い手候補とのマッチングの機会が豊富です。このような環境から、経営者はより積極的に事業承継を進めることができるのです。
さらに、安全性の確保もTRANBIの大きな特長です。案件の審査制や不審ユーザーの通報機能を導入しており、安心して利用できる環境が整えられています。加えて、掲載案件の鮮度管理も行っており、ユーザーは常に最新の情報を得ることが可能です。
新たな取り組み
TRANBIでは、2023年3月から高齢事業者がインターネットを活用する際のハードルを下げるためのマッチングエージェントサービスも開始しました。このサービスによって、必要な情報を提供しつつ、業界の動向を把握できるようにサポートしています。結果として、対応の幅が広がり、10月にはこのサービスを利用した成約件数も増加しています。
また、買い手向けに定期的にセミナーやイベントも開催し、M&Aや事業承継について学べる機会を提供しています。これにより、初めての方でもスムーズに取り組むことができる環境が整っています。
未来への取り組み
TRANBIは今後も、企業オーナーの多様なニーズに応えるために、さらなる進化を続けます。中小企業の事業承継は日本の経済にとって重要なテーマですから、TRANBIが果たす役割はますます大きくなっていくことでしょう。私たちのプラットフォームを利用することで、より多くの企業が魅力的な事業承継の機会を見出し、未来へとつなげることができると信じています。
会社情報
株式会社トランビは、2016年4月に設立され、M&Aプラットフォーム「TRANBI」の運営を行っています。さらに、企業の売り手と買い手をインターネット上で直接結びつけるサービスを提供しており、成約手数料を廃止することで、小規模事業者が気軽に利用できる環境を整えています。
公式サイトやSNSも運営しており、最新情報やサービスの詳細はそちらで随時更新されます。興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。