キッザニア甲子園で「弁理士ウィーク」が初開催！商標登録体験で社会理解を深める

2025年3月、キッザニア甲子園で特別な体験が待っている！

2025年3月14日から20日まで、兵庫県西宮市のキッザニア甲子園で初めて「弁理士ウィーク」が開催されます。このイベントは、子供たちが知的財産について学び、未来の権利を守る大切さを理解するために設けられた特別な機会です。企画・運営は、日本弁理士会及びKCJ GROUPが行っており、子供たちに貴重な職業体験を提供します。

「弁理士事務所」パビリオンでの体験

「弁理士事務所」と名付けられたパビリオンでは、子供たちが弁理士としての役割を体験します。彼らは、知的財産が何か、商標登録の重要性とは何かを学び、実際の依頼者となった気分になって、特許庁における出願手続きに挑戦します。

体験内容は実に充実しており、子供たちはキッザニア内の「パソコン工場」のパビリオンや「DIYスタジオ」から商標登録の依頼を受けます。依頼内容に基づいて、商標登録が不要であることを確認したうえで、書類作成に取り組みます。最終的には、オンラインで書類を提出し、受け取った「商標登録証」に喜ぶ姿が見られることでしょう。

このように、子供たちは遊びながら学んでいくのです。

知的財産に触れる機会の提供

弁理士ウィーク期間中は、弁理士に関するクイズラリーや、イベントにちなんだアクティビティも行われ、参加することで権利に関する理解を深める機会が提供されます。訪れた子供たちが知的財産権を積極的に学び、それを社会とどのように結びつけていくのか、重要な視点を持つことが期待されています。

近年、デジタル化やグローバル化が進んでいる中で、知的財産制度のあり方について再考が求められる時代です。日本弁理士会とKCJ GROUPは、この取り組みを通じて、子供たちが商標に対する興味を持ち、未来を支える弁理士の役割を考えるきっかけとなることを願っています。