株式会社モリトー、介護リフトのレンタルサービス提供を開始

新たな介護リフトの時代到来

株式会社モリトーは、介護リフト「つるべーTEN 門型」と「つるべーTEN XY型」に関して、公益財団法人テクノエイド協会からTAISコードを取得したことを発表しました。この取得により、これらの製品は介護保険を活用してレンタルできることになり、在宅介護を支える新たな手段を提供します。

小規模居室に最適な「つるべーTEN 門型」

「つるべーTEN 門型」は、2ポスト設計で、8畳まで対応可能なコンパクトなリフトです。限られたスペースにも設置が容易で、介護者にとってシンプルな操作を実現しているため、身体的な負担を軽減できます。この製品は、さまざまな在宅介護ニーズに応えることが期待されています。TAISコードは00229-000077です。

スムーズな移動をサポートする「つるべーTEN XY型」

一方、「つるべーTEN XY型」は、4ポスト構造で、やはり8畳まで対応しますが、より広範な移動が可能です。安定した昇降機能を搭載しているため、利用者の安全性がしっかりと確保されます。これにより、介護者は居室内での移動をさらにスムーズにサポートできます。このリフトのTAISコードは00229-000078です。

自立した生活を支えるリフトの必要性

介護において、利用者の「自立した生活」と「尊厳の保持」、さらに介護者の「安全」を両立させるために、リフトの導入は欠かせません。リフトは単なる道具ではなく、利用者が自分らしく生きるための重要なパートナーなのです。リフト導入によって、介護を受ける方々の日常がより快適になり、ADL（日常生活動作）の改善が見込まれます。

利用者と介護者の双方にメリット

介護を受ける方々にとって自由に生きる選択肢が増え、また介護者にとっても身体的負担をかなり軽減することができます。推奨される機器を使用することで、介護者は腰痛やその他のリスクからも守られ、持続可能なケアが可能になるのです。

据置式レール走行リフトの優位性

据置式介護用リフトの稼働範囲は上下や前後が一般的ですが、レール走行リフトは設置されたレールの範囲内で自由に移動できるため、移動範囲が広がります。問題なく設置でき、大規模な工事を行う必要が無いため、スピーディに導入可能です。また、電動昇降機能によって、車いすから立ち上がる際も非常に楽になります。患者様に応じたリハビリテーションの実施も可能であり、利用者のQOLを向上させるための助けとなります。

TAISコード取得の重要性

TAISコードの取得によって、これらのリフトは介護保険のレンタル対象に加わります。これにより、初期負担を軽減し、経済面での負担を軽くすることが期待されます。家族にとって、介護環境の充実を図ることができるのは大変喜ばしいニュースです。今後も、株式会社モリトーではマスコミからの取材申し込みを受け付けており、さらに詳細な情報を提供できる体制を整えています。