新刊紹介:『数学検定2級に面白いほど合格する本』
株式会社KADOKAWAが2025年2月20日に発売予定の『数学検定2級に面白いほど合格する本』は、累計30,000部を超えた人気シリーズに新たに加わります。著者は河合塾の講師、谷口貴仁氏で、公益財団法人 日本数学検定協会の監修を受けた正規の参考書です。
数学検定2級の難しさ
皆さんは、数学検定2級の合格率が約30%であることをご存知でしょうか?この合格率は、受検者の中で合格を果たす人が少なく、しっかりとした理解を必要とする試験です。出題範囲は「高校1年〜高校2年程度」とされていますが、単なる暗記では乗り越えられません。重要なのは、公式や定理の背後にある「なぜ」の理解です。
シリーズの特長
この新刊書では、数学の基礎をしっかりと身につけることができるように、基本概念をわかりやすく解説しています。著者は数多くの生徒を指導してきた経験から、特に「つまずきやすいポイント」を丁寧に押さえ、数学を楽しく学べる工夫がされています。解説が豊富なため、学生だけでなく再挑戦を考える社会人にも最適です。
実践的な内容
本書は2次試験で必要な「数理技能検定」についても徹底的にカバーしています。出題の可能性がある全範囲を網羅して109個の頻出テーマに絞り込み、効率よく学習できる内容になっています。
さらに、本書には独自の予想問題が2回分収録されており、過去の問題を徹底的に分析したうえでの設計です。これによって、本番に近い形で実力を試すことができ、安心して合格に向けた準備ができます。
まとめ
『数学検定2級に面白いほど合格する本』は、数学検定の難関をクリアするための、まさに「面白いほど」役立つ一冊です。基礎から応用まで、幅広く網羅した内容は多くの学習者の心強い味方となるでしょう。2025年の発売日を楽しみに待ちましょう。
書誌情報
- - 著者: 谷口 貴仁
- - 監修: 公益財団法人 日本数学検定協会
- - 定価: 2,310円(本体2,100円+税)
- - 判型: A5判
- - ページ数: 304ページ
- - ISBN: 978-4-04-606116-4
著者プロフィール
谷口貴仁氏は河合塾の数学科に所属し、京都大学の理学部を卒業後、教員免許も所持しています。彼の講義スタイルは、理解できない気持ちに寄り添うことをモットーに、生徒に「わかる喜び」を伝えることに力を入れています。また、YouTubeチャンネル「たにぐち授業ちゃんねる」では統計の解説が高評価を得ており、広く数学の魅力を発信しています。