長年の技術力と地域貢献が評価された正田醤油、グッドカンパニー大賞受賞

正田醤油株式会社がグッドカンパニー大賞の優秀企業賞を受賞

群馬県館林市を本拠地とする正田醤油株式会社が、公益社団法人中小企業研究センター主催の「第59回グッドカンパニー大賞」において、関東地区の優秀企業賞を受賞しました。この栄誉は、同社が長年にわたって培ってきた技術力と地域社会との共生、さらには持続的な成長への取り組みの成果として評価されています。

表彰の背景

正田醤油は創業当初から館林市に本社と工場を構えており、現在では国内の醤油出荷量で第3位を誇る老舗メーカーです。醤油にとどまらず、納豆たれやラーメンスープ、弁当用ソースなども手掛け、多種多様な製品を展開しています。また、OEM（相手先ブランド名製造）生産においても、幅広い用途や容量に対応できる強みを持ち、その技術力はいっそうの進化を遂げています。

地域社会との共生

地域社会との連携を深めることにも力を入れており、安定した雇用の創出や、登録有形文化財の保存活用、さらにはスタジアム命名権の取得といった活動も評価されています。代表取締役社長の正田隆氏は、受賞に際して「このたびの栄誉は、日頃より弊社商品をご愛用いただいているお客様、地元館林の皆様、そして社員とそのご家族をはじめ、すべてのステークホルダーの皆様のご支援の賜物です。」とコメントし、感謝の意を表しました。

「グッドカンパニー大賞」とは

「グッドカンパニー大賞」は、日本全国の優良中小企業を対象に顕彰することにより、日本経済の発展に寄与することを目的として設立されました。これまでに793社が表彰されており、多くの企業が有力企業へと成長しています。「優秀企業賞」は、経営革新や技術開発、市場開拓、流通改革などの分野で顕著な成果を上げた企業に贈られ、最近3年間の業績推移が良好であることが求められます。今年度の表彰式は2026年2月2日（月）に、経団連会館で開催される予定です。