ユナイテッド、クロスボーダー決済プラットフォームに出資し成長支援へ

ユナイテッド、絆を築くクロスボーダー決済へ出資

東京都渋谷区に本社を置くユナイテッド株式会社が、同じく渋谷に拠点を持つ株式会社RemitAidに出資しました。この動きは、国際取引における日本企業のビジネス成長をサポートする重要な戦略といえます。ユナイテッドの代表取締役である早川氏と、RemitAidの代表である小川氏が共に掲げるビジョンに注目が集まります。

RemitAidの独自性と成長戦略

RemitAidは「世界に挑む日本を支える」というビジョンを掲げています。このビジョンのもと、."現地振込のみでの海外取引"という革新的なソリューションが提供されています。これにより、海外に支社を持たずとも、取引が可能な仕組みが整えられました。また、展示会などでのデジタル決済機能を活用し、顧客獲得を推進する対応も行っています。

このような事業の背景には、日本の輸出規模が2020年以降増加傾向にあり、2023年には過去10年で最も大きな規模を誇る予測が存在します。しかし、同時に外国為替を扱う際の課題も多く、金融機関はマネーロンダリング対策により業務負担が増加し、撤退が相次いでいるのが現状です。これらの複雑な問題を解決するために、RemitAidは特別な役割を果たしています。

ユナイテッドの洞察

ユナイテッドによるこの出資は、RemitAidの解決策が今後の輸出市場において重要であると見られている証左です。企業の成長を支えるための投資という意味では、ユナイテッド自身の投資の方針とも一致しており、国内のシードやアーリーステージのスタートアップに対しても積極的な支援を行っています。また、ユナイテッドは長年の業界経験を基に、投資先企業に向けて組織の運営ノウハウや資金調達の支援を行う意向です。