親子で体験!新潟での夏休み介護体験ツアーの魅力
近年、介護分野への理解と関心が高まる中で、特に若い世代に向けた新たな試みが注目を集めています。今年の夏、新潟県で開催された「親子で介護にふれてみよう!夏休み介護体験ツアー」は、そのひとつです。主催は新潟県が推進する国際こども・福祉カレッジで、対象は小学生とその保護者ということで、多くの親子が参加しました。
このイベントは、実際に介護の現場を体験することで福祉分野へ興味を持ってもらおうという目的で企画されました。特に介護に携わる仕事への理解を深め、将来の職業選択の一助となることを目指しています。今年は昨年の好評を受けて、参加人数を増加させて開催されました。
イベントの様子
新潟県社会福祉協議会が主催し、新潟市と長岡市の2つの会場で行われたこのツアー。新潟会場では、国際こども・福祉カレッジ古町キャンパスが利用されました。当校の教員である介護福祉士や社会福祉士の資格を持つ3名が、模擬授業や介護体験を通じて参加者に福祉の世界を直接体感してもらえる機会を提供しました。この取り組みは、参加した子どもたちが福祉・介護についてリアルに理解する手助けとなり、地域全体で福祉の重要性を認識するきっかけともなります。
当校教員の渡辺義之さんは、「参加者が介護の楽しさや魅力を感じ、将来の職業に選択肢として介護職を考えてくれることを期待しています」と話しています。
実際に参加した小学生たちからは、「父の職業が介護福祉士なので、どのような仕事をしているのか知ることができた」、「福祉に関わる仕事をしたいと思いました」、「介護の印象が変わったので新たに挑戦してみたい」といった前向きな感想が多数寄せられました。これは、彼らが福祉・介護に対する理解を深めた証と言えるでしょう。
今後の展望
国際こども・福祉カレッジは、今後も地域と連携し、福祉と介護についての関心を高めるためのさまざまな活動を続けていく方針です。参加者の感想にもあったように、今後の取り組みが多くの子どもたちの職業選択の場を広げていくことに期待が寄せられます。
<イベント概要>
- - 日時:2024年8月24日(土)
- - 会場:国際こども・福祉カレッジ古町キャンパス
- - 主催:新潟県、社会福祉法人新潟県社会福祉協議会
- - 内容:親子で介護にふれてみよう!夏休み介護体験ツアー
同校は、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、保育士などの養成を行っており、福祉分野での人材育成に注力しています。今後も体験的な教育を通じて、学生たちの専門性を高めることを目指し、更なる教育の向上に努めていきます。
学校法人国際総合学園国際こども・福祉カレッジ
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