屋久島の本格焼酎「大自然林 麦」がISC 2024で連続受賞
2024年のインターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)において、屋久島の本格焼酎「大自然林 麦」が2年連続で部門最高賞である「トロフィー」を受賞するという栄誉を手にしました。これは、屋久島に根ざした焼酎蔵である「屋久島伝承蔵」が半世紀以上の歴史を持ち続け、今もなお伝統的な製法を守りぬいてきた結果です。この受賞は、私たちにとって大変嬉しいことであり、誇りでもあります。
本受賞は、焼酎業界における重要な一歩であり、これを機に、さらなる品質向上へと努めてまいります。今後も、皆様に愛される焼酎を提供できるよう、心を込めて製造を続けていく所存です。
伝統製法と自然の恵み
「屋久島 大自然林 麦」は、屋久島伝承蔵の手造り甕壷仕込みという伝統技術を駆使して作られています。麹室での麹造りから、甕でのもろみの発酵に至るまで、昔ながらの道具と技術を用い、職人のこだわりが詰まった一品です。この焼酎は、鹿児島の肥沃な大地で育てられた大麦を原料としており、屋久島の豊かな自然から生まれる軟らかい水を使っています。
このような大自然の恵みが融合した結果、麦麹本来の香ばしさと、濃厚なカカオや蜜のような甘みが魅力的な味わいを生み出しています。焼酎のアルコール度数は25%で、内容量は1800ml(税込3,291円)と720ml(税込1,640円)で、特約店限定での販売です。
インターナショナル・スピリッツ・チャレンジとは
ISCは、イギリスの酒類専門出版社「ドリンクス・インターナショナル」が主催する品質・味覚競技会です。今年で29回目を迎え、焼酎部門に限らず、ジンやウォッカ、テキーラなど様々な飲料が競われる場として知られています。
著名なスピリッツ業界の専門家が、ブラインド・テイスティングで審査を行い、各カテゴリーで金賞、銀賞、銅賞が授与されます。特に金賞の中でも優れた製品に与えられる最優秀金賞及びカテゴリー最高賞の「トロフィー」が設けられていることから、その権威は計り知れません。
「トロフィー」は、製品が受け取ることができる最高の栄誉であり、それが示すのは、製品そのもののクオリティの高さであると同時に、製造者の努力の結晶でもあります。
今後の展望
「屋久島 大自然林 麦」がこのような光栄な賞を受賞したことで、私たちはさらなる品質向上に努める必要を感じています。お客様からの期待に応えられるよう、次世代の焼酎製造に向けた新たな挑戦も進めていきたいと考えています。これからも「屋久島伝承蔵」として、伝統に感謝しつつ、技術革新を取り入れながら、素晴らしいスピリッツをお届けしてまいります。
この受賞は、私たちが多くのお客様と共に歩むための大きなステップです。今後とも、屋久島の大自然と人々の知恵が生んだ焼酎の魅力をぜひ、体験してください。