Onitsuka Tiger、新たな挑戦
日本のファッションブランドOnitsuka Tigerは、2026年1月1日から創業者・鬼塚喜八郎の生誕地である鳥取県に新しい生産拠点「オニツカイノベーティブファクトリー株式会社」を設立しました。この新しい施設は、Onitsuka Tigerにとって初の専用生産拠点であり、ブランドの革新性と日本の伝統技術を結びつける重要な役割を果たす場となるでしょう。
生産と創造のハブ
新拠点の「オニツカイノベーティブファクトリー」では、素材開発からデザイン、さらには生産までを一貫して行える体制を整えており、これによりOnitsuka Tigerのクラフトマンシップを世界に発信する文化拠点を目指しています。将来的には、ミラノのデザインセンターやアシックススポーツ工学研究所と連携し、新しいテクノロジーやデザインを取り入れながら革新を続けていく予定です。
特に注目なのは、世界的に人気のある「NIPPON MADE」シリーズに加え、フォーマルなレザーシューズを展開する「THE ONITSUKA」の製造体制が強化されることです。また、新たにレザーバッグの生産も始まり、ブランドのクリエイティブな領域が広がります。
オニツカギャラリーストアのオープン
併設されたギャラリーでは、Onitsuka Tigerの過去のアーカイブやものづくりの過程を紹介する展示が行われます。そして、2026年1月16日からは「オニツカギャラリーストア」として、地域に初めてオープンします。このストアでは、生産された「NIPPON MADE」の一部製品やシューズのカスタムオーダーを楽しむことができます。
地域とのつながり
開所式には鳥取県知事の平井伸治氏や境港市長の伊達憲太郎氏など、多くの来賓が参加し、Onitsuka Tigerの地域貢献への期待が寄せられました。この新たな拠点は、地域雇用の創出や観光促進、地元企業との連携を通じた地域活性化に寄与することが期待されています。
アーティスト山下智久の新デザイン
さらに、開所式ではアーティストである山下智久氏がデザインした新しいシューズ「MEXICO 66 NM L9」が初披露されました。このモデルは、鳥取県の砂丘を思わせる色合いで、スエードレザーのアッパーが高級感を演出しています。世界限定1,000足のこのシューズは、Onitsuka Tigerの公式オンラインストア及びオニツカギャラリーストアで2026年3月からの販売が予定されています。
鳥取県との文化的なつながり
この新拠点の開設は、鳥取県に根ざしたトータルな文化体験の実現へとつながります。開所を祝うイベントが行われ、地元の名物食材を用いたレストラン「Ristorante ONITSUKA TIGER」も紹介されました。このレストランは、日本の文化を羽ばたかせる場所として、食だけでなくファッションにおいても広がりを見せていくことでしょう。
Onitsuka Tigerは、地域のアイデンティティを尊重し、持続可能な発展を目指す姿勢を持っています。今後も注目が集まるこの新たな拠点から、どのような革新が生まれるのか、期待が高まります。