株式会社ソーイが新たに開発したエシカルスイーツが、トヨタモビリティ東京虎ノ門店に登場することが決まりました。この取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩であり、来場者に新しい店舗体験を提供します。
2024年12月4日には新店舗の内覧会が開催され、そこで登場する初のスイーツは、ガナッシュを発酵コーヒーショコラで包み込んだ「フラン」です。さらに2025年1月からは、コーヒー豆を模したガナッシュも提供される予定です。このように、四季折々の独自のスイーツを展開することで、地域の皆さんや消費者に環境への配慮を感じてもらうことを目指しています。
今回のスイーツの特徴は、コーヒーの残滓を発酵させる技術を用いて、香りを活かした素材を使用していることです。自動車業界がカーボンニュートラルを達成するためには、製品だけでなく、店舗で提供される商品にまで配慮する必要があります。ソーイの「UP0TECH」は、ごみを出さないアップサイクルを実現する新しい技術であり、廃棄物を有効活用することでCO2排出量削減にも大きく貢献しています。
トヨタモビリティ東京虎ノ門店では、CO2削減と環境配慮を積極的に推進しており、特に日本国内では2023年におけるコーヒーの輸入量が約383.7万トンとされ、その結果、コーヒーかすが767万トン生成されると見込まれています。これらのコーヒーかすを無駄にせず、サステイナブルな製品へと変訳させていくことが重要です。トヨタモビリティ東京が行うCSR活動の一環として、ソーイのアップサイクル商品が採用されたのもそのためです。
店長の馬場真人氏も、この取り組みに対する強い思いを持っています。彼は、「未来の世代のために、より良い地球を残すために『UP0 TECH』を導入しました。この技術は、食品廃棄物を効率的に利用し、環境への影響を減少させることに貢献します」と語っています。
UP0TECHは、食材の無駄を減らし、資源を最大限に活用することを目指す新しいアプローチで、事務所やアパレル会社、さらには銘柄コーヒーショップでも採用されている事例もあります。今回のトヨタモビリティ東京虎ノ門店におけるスイーツ提供によって、より多くの人々にサステナビリティの概念が広まることが期待されます。店舗が提供するエシカルスイーツは、ただの食品ではなく、近未来の循環型社会の一端を担う大切な存在となります。
トヨタモビリティ東京虎ノ門店は、ラグジュアリーかつ環境に配慮した新しいスペースとして設計されており、お客様に快適で持続可能な体験を提供します。「私たちは、この取り組みを通じて、お客様とともにより良い未来を構築することを目指しています」と馬場さんは締めくくります。
店舗情報や企業詳細については、ソーイの公式HPやトヨタモビリティ東京のウェブサイトで確認できます。