日本館オペラ
2026-07-03 12:23:36

ヴェネチア・ビエンナーレ日本館、ユニークなオペラで新しい体験を提供

第61回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館のオペラについて



2026年5月9日から11月22日まで開催される第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展において、日本館は新たな試みを展開します。その中心となるのは、荒川ナッシュ医が手がける「オペラ『草の赤ちゃん、月の赤ちゃん』MORE THAN MUSICAL」です。このプログラムは、参加者が直接体験できるヴォーカル・パフォーマンスであり、日本館と韓国館を行き来しながら進行します。

「草の赤ちゃん、月の赤ちゃん」のコンセプト



展示のテーマは、赤ちゃんが象徴する未来へのケアを通じて、過去との向き合い方を問い直すこと。1階のピロティエリアでは、荒川が指定した20世紀の歴史的な日付が「誕生日」として授けられた57体の赤ちゃん人形が来館者に手渡され、彼らはそれを介し展示を巡ることになります。各赤ちゃん人形は、観客がそれぞれの「声」で未来への祝福を表現する重要な役割を果たしています。

公式なパビリオン間の連携



本展は、日本館と初めて公式に連携を組んだ韓国館との交互に行き来するプログラムにも特筆すべき点があります。来場者は、両館の展示を通じて、アーティストやキュレーターが築いてきた親しい関係を体感しながら、相互に結びつくアートの深層に触れることができます。この連携は、両国の文化交流を促進し、VIVARTY(ヴェネチアで代表されているアートの種)を再確認させる役割も果たしています。

プログラム詳細



「オペラ『草の赤ちゃん、月の赤ちゃん』MORE THAN MUSICAL」は、以下の日程で行われます。

  • - 日付: 8月30日(1回目 11:30 / 2回目 16:00 / 3回目 17:00)
  • - 日付: 9月1日(1回目 11:30 / 2回目 16:00 / 3回目 17:00)
  • - 日付: 9月2日(1回目 11:30 / 2回目 16:00 / 3回目 17:00)

主演は、バス・バリトンの平野和とソプラノのアリエル・ユヒョン・ジョン。観客はビエンナーレの入場券さえ持っていれば、申し込み無しで参加できます。

アートと社会の関係を問いかける



本プログラムでの大きな魅力は、観客が受動的な鑑賞者から「共作者」としての役割を持つ点です。参加者は日本館で赤ちゃんの原初的な音や呼吸に耳を傾け、自らも無意味な声を発して応答します。その後、韓国館の「社会化」の空間へと移動し、共鳴することで一つの美しい音楽へ導かれます。これは、観客とアーティスト、そしてアート空間全体が一体となる没入型の体験を創出します。

文化交流の新たな試み



このプログラムは、荒川ナッシュ医が提唱する「MORE THAN MUSICAL」の一環です。この企画は、海外での活動を通じて観客との絆を深め、新しいアートの形を模索する重要な試みとなっています。未来へ向けた声の共有は、アートがもたらす力を改めて実感させてくれます。

本展関連プログラムの充実



また、本プログラムの他にも、11月20日には子ども向けの特別ツアー、夜のサウンドリスニングイベント、荒川ナッシュ医によるクロージングパフォーマンスなど、多彩な関連プログラムが開催される予定です。

最後に



第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館は、ただの展示場ではなく、来場者が未来について考え、対話の場となることを目指しています。その中で、アートと社会の関係を見つめ直す貴重な機会を提供しています。ぜひ、この機会に新たなアート体験を楽しんでいただきたいと思います。


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会社情報

会社名
独立行政法人国際交流基金
住所
東京都新宿区四谷1-6-4四谷クルーセ1~3階(「コモレ四谷」内)
電話番号
03-5369-6075

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