TBSホールディングスがWE ATに参画
一般社団法人「WE AT」が、株式会社TBSホールディングスの参画を発表しました。この提携は、産官学の連携により新たなイノベーション創出を目指すもので、ウェルビーイングの向上を図ることを主な目的としています。WE ATは、OECDが推進する「well-being framework」に基づき、経済資本や自然資本、人的資本、社会資本の形成に寄与するプロジェクトを支援するため、様々な大学や企業との協力を強化しています。
WE AT CHALLENGE 2025の開催について
特に注目すべきは、アジア最大級のウェルビーイング祭典と位置付けられる「WE AT CHALLENGE 2025」の実施です。このピッチコンテストは、2025年11月27日に東京都有楽町のTokyo Innovation Baseで開催される予定で、シンガポールのTEMASEK Foundationとの連携も発表されています。昨年行われた「WE AT CHALLENGE 2024」では、32カ国から多くの応募があり、多様な企業やチームが社会課題解決に向けた熱いビジョンを披露しました。
今後のコンテストでは、Planetary Well-being、Human Well-being、Social Well-beingの3つのトラックに加え、新たにCreativity Well-beingというトラックも設けられます。審査は各分野の専門家により行われ、優れた参加者には「WE AT AWARD」を贈呈するほか、特別賞も設けられます。
スタートアップへの支援
TBSは、「Timeless Value(時代を超えた価値)」を基本方針に、世界中に日本のコンテンツを届けることに専念しています。WE ATへの参画を通じて、スタートアップ企業の発掘・支援を行い、それをグローバルなエコシステムへとつなげることを目指しています。TBSはその多様なネットワークやソリューションを活用し、世の中に革新をもたらす新たな道を切り開く意欲を示しています。
参加希望者への呼びかけ
さらに、ピッチコンテスト「WE AT CHALLENGE 2025」へのエントリーは7月31日まで受け付けており、多くの応募を期待しています。また、平日12:30から13:00の間、オンライン説明会も開催され、トラックの詳細や質疑応答の時間も設けられています。
このように、WE ATとTBSホールディングスのコラボレーションは、日本だけでなく、アジア全体のウェルビーイングを向上させるための強力な基盤を築くことになるでしょう。社会起業家やスタートアップにとって、これまでにない機会を提供する期待が高まっています。エコシステムの拡大とともに、多くの革新的なプロジェクトが誕生することが期待されています。