AeroRangeQuadの先行販売開始
日本の株式会社エアロジーラボ(AGL)が、自社開発の国産ハイブリッド型ドローン「AeroRangeQuad type-0」の先行販売を本日から開始しました。この進化したドローンは、2021年9月から本格的な量産販売も予定されています。
AGLは2011年に設立され、より効率的な物流や運輸を支えるための先進技術の開発に力を入れてきました。特に注目すべきは、3月16日に沖縄の石垣島で行われた実証実験です。この場で、本機体は日本初となるバイオガソリンを燃料に使用し、ドローンによる物流を成功裏に行うことができました。その結果、今まで以上に多くの問い合わせが寄せられ、先行販売が実現となりました。
先行販売の詳細
今回の先行販売では、石垣島で使用された機体と同じ仕様のAeroRangeQuad type-0が、限定20機のみ販売されます。このドローンは、特に物流分野での活用が期待されており、多くの関心を集めています。購入を検討されているお客様にも、利用を楽しみにしている方々にも、早期取得のチャンスとなるでしょう。
会社側は、AeroRangeQuadを早く手に入れたいという声に応える形でこの先行販売を決定しました。販売は2021年5月から行われる予定で、企業の取引先や興味を持たれる方々にも、お気軽に問い合わせをしてもらえればとのことです。
実証実験の概要
AeroRangeQuadは、今後の物流の新しい形を示す存在です。実証実験での概要は以下の通りです。
- - フライト路線: 沖縄県竹富島~石垣島間
- - 距離: 片道5.5Km
- - フライト時間: 約16分
- - ペイロード: 最大1Kg(運搬物資:車エビ)
これにより、このドローンがどのようにして物資の輸送に貢献できるかを実証しました。
スペックと装備品
AeroRangeQuad type-0は、高度な技術を駆使した多機能性が特徴です。具体的なスペックや装備品については、AGLの公式ウェブサイトやお問い合わせ窓口で確認できるとのことです。物流やドローンビジネスの新たな潮流を切り拓くことが期待されており、未来の運輸システムにどのようにフィットするのか、今後の展開が非常に楽しみです。
国産ハイブリッドドローンは、住んでいる地域とも密接に結びつき、地元経済の活性化にも寄与できる可能性があります。今後の動向に注目です。