インサイトテクノロジーがAWS賞を受賞
株式会社インサイトテクノロジー(以下、インサイトテクノロジー)は、ラスベガスで開催されたAWS Partner Awards Galaにおいて、Amazon Web Services(AWS)から「Design Partner of the Year (Nomination-Based Award) APJ」を受賞しました。この栄誉ある受賞は、彼らのクラウド技術の開発に対する高い評価を示しています。
AWS受賞の意義
受賞した「Design Partner of the Year (Nomination-Based Award) APJ」は、AWSクラウド上で動作するソフトウェアやハードウェア製品を開発した企業に贈られる賞です。この受賞にあたっては、クラウドネイティブな設計力やAWSとの技術的な連携が求められます。それに加えて、地域市場における影響も考慮され、企業のイノベーションが幅広く認められる機会です。
受賞を決定する際、特に評価されたのは以下の3点です。
1.
製品の設計の優秀さ - どれだけの技術的深さがあるか。
2.
市場への影響力 - 製品がどれだけのユーザーに受け入れられ、広がっているか。
3.
顧客事例と導入実績 - 特にAWSのクラウドを活用したイノベーションの具体例。
受賞の背景となる「Insight SQL Testing」
インサイトテクノロジーが特に受賞の決め手となったのが、自社開発ソフトウェア「Insight SQL Testing」です。この製品は、データベースの移行やバージョンアップに伴うSQLの互換性テストを自動化するツールで、業務効率を大幅に向上させることに貢献しています。実際に、本番SQLを低負荷で自動収集する機能を持っており、異なるデータベース間の性能テストを網羅的に行うことが可能です。
また、AWSのAIサービス「Amazon Bedrock」を活用し、SQL修正提案機能を提供することで、専門知識のないユーザーでも高精度な移行が実現できる仕組みとなっています。これは、デジタル・トランスフォーメーション推進やIT人材不足の問題にも寄与しています。
さらなる展開に向けて
インサイトテクノロジーでは、AWSとの関係をさらに強化し、今回の受賞を契機にクラウドネイティブな設計力を活かしたソリューションを市場に提供し続ける方針です。これにより、企業の成長と社会的価値の創造に貢献することを目指しています。
同社は、データの利活用に向けたガバナンスソリューションにも力を入れており、データ技術者向けのカンファレンス「db tech showcase」を開催し、業界のエキスパートたちと共に知識と技術の共有を行っています。これにより、データの価値を最大限に引き出し、企業の競争力向上を支援しています。
インサイトテクノロジーについて
インサイトテクノロジーは1995年に設立以来、データベース技術を追求し、データ利活用基盤「インサイト・インフラ」に投資してきました。これにより、企業が持つデータからより良質なインサイトを得る手助けをしています。今後も続々と新たな製品が開発されることでしょう。
【公式ウェブサイト】
受賞は、クラウド環境における数多くの導入実績が評価され、特に日本企業のDX推進に寄与してきたことが認められました。このように、インサイトテクノロジーの技術は、今後も多くの企業にプラスの影響を与え続けるでしょう。