エシカル就活の急成長
2021-08-02 10:00:39

「エシカル就活」サービス開始から2ヶ月で登録者数1100人突破!

エシカル就活の急成長



2021年5月に始まった「エシカル就活ーETHICAL SHUKATSUー」は、すでに多くの学生の関心を集めています。リリースからわずか2ヶ月で、登録学生数が1100人を超え、その約半数が東京大学、一橋大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、国際基督教大学(ICU)などの名門校に在籍していることが確認されています。このサービスは、単なる就職活動のプラットフォームを越え、社会課題解決に取り組む企業とのマッチングを図ることを目的としています。

エシカル就活の特徴



「エシカル就活」は、特に以下の社会課題に取り組む企業を厳選して情報提供しています。
  • - ジェンダー平等
  • - 教育
  • - 気候変動
  • - 地方創生

この情報を基に、学生は企業を探し、気になる企業には「いいね」やコメントを送ることができます。また、企業側も学生に対して直接メッセージを送信することができるなど、双方向のコミュニケーションが可能となっているのです。これにより、学生は自身の関心に合った企業と簡単に接点を持つことができるため、より充実した就職活動が実現します。

登録学生の特徴



エシカル就活に登録する学生たちは、実践活動が豊富であることが特徴です。例えば、留学やインターンシップ、起業など多様な体験を通じて得た知識やスキルを生かす機会を求めています。実に8割以上がこうした経験者であり、社会問題に感心を寄せ、積極的に解決策を模索している姿勢が見受けられます。このような背景から、すでに15社以上の企業がエシカル就活を導入しているとのことです。

利用企業の声



  • - IT系企業: 「海外の大学院生を1名採用することができました!」
  • - 人材系企業: 「異業種志望だった優秀な学生の採用に繋がりました!」

このように、企業側からもエシカル就活に対する期待と評価が高まっています。企業が求める人材のハードルも上がる中、エシカルな価値観を持った学生が企業にとっての魅力的な存在となっています。

学生の声



学生たちも具体的な利点を実感しています。例えば、京都大学の経済学部に在籍する3年生は、「企業のホームページで社会課題に関する情報は曖昧だったが、エシカル就活はとても分かりやすい。プログラムを充実させた結果、実際に企業からスカウトが届いた」と語ります。また、国際基督教大学の学生は、「業界の垣根を越えて企業とつながることができ、就活の選択肢が広がった」と述べています。

株式会社Allesgoodの理念



「エシカル就活」を運営する株式会社Allesgoodは、「一人ひとりの可能性を最大化し、産業界を変革する」をミッションとして掲げています。昨今、気候変動や貧困格差といった社会課題が深刻化し、社会運動が活発になっています。このような背景の中、経済活動と社会課題解決の両立を目指す企業が増えており、エシカル就活はまさにその架け橋になっています。

代表取締役の勝見仁泰氏は、「これからの社会ではエシカルな視点が重要視される」とし、エシカル企業と学生をつなげる必要性を強調します。彼自身も東南アジアでの経験やドイツでのビジネス留学を経て、この取り組みをスタートさせました。

これからの展望



すでに多くの登録者を抱えるエシカル就活ですが、今後もさらなる成長が期待されています。企業との連携を強化し、より多くの社会課題に取り組む企業を紹介することで、学生と企業のマッチングを促進し、より豊かな社会の実現を目指していくでしょう。また、エシカル就活は登録商標の申請も進めており、その認知度向上が期待されています。社会におけるエシカルな取り組みが広がり、日本のビジネス環境に新たな風を吹き込む日も近いかもしれません。

会社情報

会社名
株式会社アレスグッド
住所
東京都渋谷区渋谷2-11-5クロスオフィス渋谷メディオ
電話番号
03-6805-1041

トピックス(経済)

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