田園調布学園高等部の新しい学びの場
田園調布学園高等部は、新たに令和3年度の土曜コアプログラム『探究』として、空中ディスプレイを活用したWebコンテンツ制作講座を始めました。この講座は、先端技術に触れ学びながら、未来のキャリアを考える貴重な機会となります。
空中ディスプレイとWebコンテンツ制作の融合
生徒たちは、実際のIT・Web業界で用いられるビジネスチャットツールやWeb制作ツールを使用し、グループで作業を進めます。これにより、リアルな仕事環境での体験を通じて、日常生活の課題解決に向けたコンテンツ制作が行われます。講座を担当する村山達哉先生は、「この講座を通じて、生徒たちが空中ディスプレイを使った新しいコンテンツ制作の可能性を見出し、知的好奇心を育むことができる」と語っています。
昨年度の成果と全国大会での発表
この講座は昨年度から始まっており、今年の第14回全国高等学校情報研究会全国大会(大阪大会)では、その授業の成果について発表しました。YouTubeで見ることができるこの発表では、空中ディスプレイを利用したコンテンツ制作の可能性について語られています。具体的な授業風景も映し出されており、多くの関心を集めています。
全国大会での発表動画はこちら
更なる内容の充実へ
今年度からは、新たな学習指導要領に基づき、講座内容がパワーアップしました。「コミュニケーションと情報デザイン」や「コミュニケーションとコンテンツ」に焦点を当て、生徒たちにとってより実践的な内容となっています。
使用する空中ディスプレイの機器には、株式会社アスカネットが提供するASKA3Dが使用されます。この技術を通じて、生徒たちはより高度なコンテンツの制作に挑戦します。
ユニコーンコンサルティングの協力
この講座は、ユニコーンコンサルティング株式会社が無償で協力し、学習の場を提供しています。具体的には、Webサービスの開発や運営を行う同社が支援役として、学生たちの学びをサポートしています。
会社概要は以下の通りです:
- - 所在地: 東京都世田谷区等々力3-9-1 増澤ビル2F
- - 代表取締役: 小林玲王奈
- - 資本金: 9,500,000円
- - 事業内容: Webサービスの開発・運営、SNSライブスタジオ運営
- - 公式サイトはこちら
まとめ
田園調布学園高等部の空中ディスプレイ講座は、先端技術に触れながら学び、未来のキャリアを見据える貴重な機会です。このプログラムを通じて、新しい分野への挑戦が促進され、生徒たちの成長が期待されます。