初のドローン学校
2016-11-30 20:49:07
中国地方初のドローンパイロット養成校、鳥取県大山町に誕生!
鳥取県大山町にドローンパイロット養成校が開校
2016年10月、鳥取県西伯郡大山町に新たな教育の場が誕生しました。それは、地域初となる一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の認定を受けた「ドローンの学校」です。このスクールは、株式会社skyerが運営し、ドローン(無人航空機)操縦士および安全運航管理者の育成を目的としています。
ドローン教育の意義
現代のドローン産業は急速に成長していますが、その一方で、ドローン事故の約90%がヒューマンエラーによるものであることが報告されています。「ドローンの学校」では、受講者に専門的な知識と高度な操縦技術を身につけさせることに注力しており、安心してドローンを運用できる人材の育成を目指しています。
スクールには、座学と実技の両方が含まれており、ドローンの仕組みや関連法令、安全運航の管理方法などを学びます。理論を学んだ後は、専用の練習機を使用し、実践的な操縦技術を習得していきます。修了者には、JUIDAより操縦技能証明証と安全運航管理証明証が授与されます。
実践的な講習内容
「ドローンの学校」では、特にリスクアセスメントの徹底を重視しています。受講者は、実際に墜落実験を行うことで、リスクを理解し、危機意識を持った操縦士になるためのマインドセットを体験します。この実験を通じて、ドローンを操縦する際の注意点や対応力を育むことができます。
地域社会との連携
校長の宇佐美氏は、ドローンを利用した新たな雇用を生み出し、地域のニーズに応えられるスクールを共創することを目指しています。専用のフライト場「スカイテラス大山」でも、多くの利用者が訪れており、地域に活気を与えています。四季折々の美しい大山を望むこのフライト場は、理想的な環境で学ぶことができる場所です。
初心者でも安心のカリキュラム
現在、すでに第3期目の講習が終了し、東京都、愛知県、広島県、鳥取県、長崎県からも受講者が集まっています。また、初心者向けの入門講座や操縦体験を組み合わせたイベントも随時開催されています。これは、ドローンに興味はあるけれど実際に触れたことがない方々にもアクセスしやすいように設計されています。
まとめ
「ドローンの学校」は、地域の発展を考え、多様な人々がドローンに親しむ機会を提供しています。今後も新しい技術と安全運航の知識を広め、ドローン産業の未来を切り開く人材を育成していくことでしょう。ドローンの可能性を体感したい方は、ぜひ一度、興味を持って訪れてみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
株式会社skyer
- 住所
- 鳥取県西伯郡大山町加茂2037ー3
- 電話番号
-
080-3948-9017