エフラボ九大病院
2025-10-07 10:25:59

2026年1月開業予定のエフラボ九大病院、ライフサイエンス支援に新たな拠点

新たなライフサイエンスの拠点、エフラボ九大病院



2026年1月に福岡市東区馬出の九州大学病院キャンパス内に開業予定の『エフラボ九大病院』は、ライフサイエンス企業向けのラボとオフィスを提供する新たな拠点です。この施設は、福岡地所株式会社が手掛け、特に研究やビジネス面での支援を重視した設計になっています。

産官学連携の推進



『エフラボ九大病院』は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)によって認定された創薬ベンチャーエコシステム強化事業の一環として位置付けられています。このプロジェクトには、ジャフコグループ、大鵬イノベーションズ、ファストトラックイニシアティブの3社を含む計7社のベンチャーキャピタルがパートナーとして参加しています。これにより、開業後も多様な形での支援を受けることができる環境が整います。

施設内には、研究用消耗品を販売する『ラボストア』と、企業や研究者向けの人材支援サービス『HRコンシェルジュ』が設けられる予定です。これにより、研究者たちは必要なものを即座に手に入れることができ、さらに人材の面でも専門的なサポートを受けることができます。

インキュベーション施設の詳細



1階には、「Fukuoka Innovation Lab.九大病院(FIL.九大病院)」が設置され、コワーキングスペースや会議室、イベントスペースを完備します。これにより、企業や研究者が共同で利用できる場が提供され、イノベーションの創出を促進します。

また、シェアラボも整備され、初期投資を抑えた形で高価な実験機器を利用できるシステムが導入されます。このような環境は、特にスタートアップ企業にとって有益です。

地域と連携した新たなエコシステム



本施設は福岡県から「福岡バイオコミュニティ認定インキュベーション施設」としても認定されており、地域との連携を大切にした運営が期待されています。企業は、AMED認定のパートナーからの支援を受け、自らの研究や開発を加速させることが可能です。

基礎データと今後の展望



『エフラボ九大病院』の建設は、2024年7月に着工し、2026年1月の開業を予定しています。地上6階建てで、賃貸型のラボやオフィスが用意され、最小54㎡から最大1,175㎡までのスペースが用意されています。このような柔軟性のある施設は、研究開発を行う企業にとって非常に利便性が高いものです。

施設の詳細


  • - 所在地: 福岡市東区馬出3丁目1番1号(九州大学病院キャンパス内)
  • - アクセス: 福岡市地下鉄箱崎線「馬出九大病院前」駅から徒歩5分
  • - 建築面積: 1,706.34㎡
  • - 延床面積: 9,665.04㎡

今後、エフラボ九大病院は地域のライフサイエンス産業を牽引し、新たな医療関連のイノベーションを生み出すことが期待されています。


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会社情報

会社名
福岡地所株式会社
住所
福岡県福岡市博多区住吉1丁目2-25キャナルシティ・ビジネスセンタービル10F
電話番号
092-272-2787

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