NEC、エチオピアでの教育支援プログラムを実施
NEC(日本電気株式会社)は、国連が定める「世界ユース技能デー」にあたる2026年7月15日、エチオピアの若年帰国者30名を対象に教育支援プログラムを実施しました。本プログラムは、NECと国際移住機関(IOM)との基本合意書に基づき、帰国者の社会復帰と自立を支援することを目的とし、若年層のデジタルスキルを向上させることに重点を置いています。これにより、参加者は将来のキャリア形成に必要な能力を身につけることが期待されています。
プログラムの概要
プログラムはオンラインと実地のハイブリッド形式で行われました。エチオピア・アディスアベバ市のJICA Kaizen Excellence Centerにて、NECの社員によるプログラミングや科学技術に関する教育コンテンツが提供されました。具体的な内容は次の通りです。
1.
基礎プログラミング教室
直感的に使用できる教材を活用し、ゲーム感覚でプログラミングの基礎を学ぶ講義が行われました。参加者は論理的思考力を育むことができ、プログラムへの理解を深めました。
2.
宇宙教室
宇宙や科学技術に関する講義では、宇宙開発や最新の技術を学び、地球を宇宙の視点から見ることの重要性を認識しました。これにより、参加者の科学への興味を引き出し、将来の学習意欲を高めることを目指しました。
プログラムの成果
プログラム終了後のアンケートでは、参加者の93.4%が「学習意欲が高まった」と回答し、多くの前向きな声が寄せられました。「プログラミングをもっと学びたい」「将来はエンジニアや科学者になりたい」という意欲的な意見が多く、教育プログラムの効果が明らかになりました。
関係者のコメント
国際移住機関(国連IOM)アフリカ連合・国連アフリカ経済委員会の赤尾邦和氏は、「帰国した若者の社会統合のためにはデジタル教育が重要であり、NECとの協力に感謝する。今後の発展に期待しています。」と述べています。
今後の取り組み
NECと国連IOMは、教育支援プログラムを継続的に実施することを約束しています。新たなICTやデジタル技術に基づく教育コンテンツの拡充も視野に入れ、エチオピアにおける人材育成を進めていく方針です。NECは「安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現」を目指し、教育機会を通じて地域社会の持続的発展にも寄与していきます。
このように、NECはエチオピアでの教育支援を通じて、社会課題の解決に向けた積極的な取り組みを続けています。