蒜山でSDGs研修
2025-12-01 01:35:28

岡山大学のSDGsアンバサダーが蒜山で研修を実施し持続可能性を学ぶ

岡山大学のSDGsアンバサダーが蒜山で実施した研修プログラムの詳細



国立大学法人岡山大学は、11月8日に岡山大学SDGsアンバサダーによる蒜山研修プログラムを行いました。参加者は、地域の資源活用と持続可能な観光、暮らしについての理解を深めることを目的に、実際に地域を訪れ体験を重ねました。

この研修には、全国から選抜された14名のSDGsアンバサダーが参加しました。彼らは、まずは移動中に研修の意義や目的について話し合い、意見を共有しました。最初の訪問先であるひるぜんジャージーランドでは、地元の牛乳を使用した製品やバイオマス発電の取り組みなど、真庭市のSDGsに関する事例を通じ、地域資源がどのように持続可能な開発に寄与できるのかを学びました。

昼食時には、地域特産のジャージー牛を使ったハンバーグとヨーグルトを味わい、実際に食材の質の高さに触れることで、地域の持つ恵みを実感しました。参加者は、その土地ならではの食文化に感謝しながら、持続可能な街づくりの具体的な姿を理解しました。

続いて、蒜山ハーブガーデンハービルでの製作体験では、ハーブを用いてオリジナルのアート作品を制作し、地域の資源が観光業の発展につながる可能性について考えました。地域に来た観光客に魅力的な体験を提供する方法を模索し、地域経済の発展にどのように寄与できるのか議論しました。

その後、真庭市にある蒜山ミュージアムを訪れ、建築家・隈研吾氏が設計したパビリオンで「CLT工法」について学びました。CLT(クロス・ラミネーテッド・ティンバー)工法は、環境への負荷が少ない持続可能な建築材料として注目されています。この講義を通じて、参加者は建築の側面からもSDGsの重要性について理解を深めました。

今回の研修は、異なる学年や活動団体のメンバーが交流し、共に学び合う貴重な機会でした。特に、「SDGs未来都市」としての真庭市に直接触れることで、持続可能な社会についての理解をより具体的にすることができました。参加した学生たちは、自然豊かな環境で心身をリフレッシュし、特に企業や活動の持続可能性に重きを置いているこの地域の取り組みに感銘を受けたと述べています。

参加者の一人は、「普段は体験できない蒜山で、豊かな自然の中で新鮮な空気を吸い、心が落ち着く時間を過ごしました。地域の食文化の豊かさや、ハーブを使ったアートの制作も非常に楽しめました。冬にはスキーも楽しみたい」と参加の感想を語りました。

岡山大学は、このように地域中核・特色ある研究大学として、SDGsに真剣に取り組んでいます。これからもダイナミックな活動を通じて、地域の持続可能な発展を促進することを目指しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山県 SDGs 岡山大学 真庭市 蒜山

Wiki3: 岡山県 SDGs 岡山大学 真庭市 蒜山

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。