OBCが進めるAIエージェント戦略で中小企業の生産性革新を実現
株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下OBC)は、AIを活用した新たな業務支援サービス「AIエージェントサービス」の開発を進めています。これにより、国内の中堅・中小企業の生産性向上と持続的成長を目指しています。OBCの主な製品である『奉行クラウド』や『奉行クラウドEdge』は、クラウドネイティブな基幹業務システムとして多くの企業に支持されており、今後、これらを基盤にした次世代のAX(AIトランスフォーメーション)の実現に向けた取り組みを強化します。
業務DXの基盤を活かす新たな戦略
OBCはこれまで、業務のデジタルトランスフォーメーションを推進しており、高品質なサービスを提供しています。それにより、「いつでも・どこでも」作業できる環境や「職業専門家ライセンス」の導入、さらには「世界トップレベルのセキュリティ」を実現しています。こうした特長を生かして、今回発表されたAIエージェントサービスは、業務そのものの革新を目指し、いわば「AX」と呼ばれる新たな段階へ進化することを目指しています。
日本国内では生産年齢人口の減少が懸念されており、企業は持続的成長のために業務革新が求められています。OBCは、AIエージェントを活用することで業務の効率性を高め、人手不足の解消を図り、付加価値の創出にも寄与することを目指しています。
開発されるAIエージェントサービス
新たに提供されるAIエージェントサービスには、『奉行クラウド AIアシスタント』が含まれます。これは、あなたの業務を直接支援する機能が多数搭載されています。
- - 自動仕訳: 入出金やクレジットデータを基に、仕訳処理を自動化します。
- - 自動翻訳: 勘定奉行クラウドGlobal Editionでは、摘要欄の現地言語を自動で翻訳します。
- - AI-OCR: 帳票を自動で読み取り、仕訳処理を実行します。
- - 奉行AIチャット: 生成AIによる業務支援のためのチャットツール。
- - 社員検索、仕訳検索、仕訳作成支援、異常値アラート、AI帳票などの機能も搭載されています。
さらに、OBCはパートナー連携による『奉行クラウドAIエージェント』も開発しています。これにより、顧客の業務ニーズに応じたソリューションの拡充が進められます。
AIエコシステムの拡大
OBCは280社以上のAPIパートナー企業と連携し、321のAPIサービスを提供する業務クラウドプラットフォームを運営しています。このエコシステムを強化することで、企業が抱える様々な業務課題に対応し、AXの実現に向けた施策を進めていく方針です。
これからもOBCは、AIテクノロジーを活用し、企業の生産性向上を実現するために多様なAIエージェントの開発と提供を推進し、持続的成長を支援していくでしょう。
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