マカイラが「PRCA Platinum Awards 2025」で戦略的コミュニケーション賞を受賞

マカイラが「PRCA Platinum Awards 2025」で栄誉を獲得

マカイラ株式会社（東京・千代田区、代表取締役CEO：藤井宏一郎、COO：高橋朗）は、この度、国際的なパブリックアフェアーズおよびPR専門団体であるThe Public Relations and Communications Association (PRCA)が主催する
t「PRCA Platinum Awards 2025」において、「Strategic Communications Award（戦略的コミュニケーション賞）」を受賞しました。この賞は、全世界の優れたパブリックアフェアーズやPR活動を評価するものであり、特に競争が激しいことで知られています。

PRCA Platinum Awardsとは？

「PRCA Platinum Awards」は、パブリックアフェアーズとコミュニケーションの分野で極めて優れた業績を評価する賞です。このアワードに参加するためには、過去12ヶ月以内に他の主要なPR関連のアワードで受賞歴やノミネート歴が必要であり、これは賞のレベルの高さを示しています。マカイラは昨年の「THE GOLD STANDARD AWARDS 2024」での受賞を経て、本アワードにノミネートされ、各国のプロジェクトとの競争を経て受賞しました。

受賞したプロジェクトの背景

今回の受賞に至ったプロジェクトは、日本における電動キックボードやマイクロモビリティのルール形成と社会実装を支援するものであります。初期段階では、マカイラは「マイクロモビリティ推進協議会（MMPC）」として、規制当局や地方自治体、他の産業界との合意形成に取り組みました。新しいモビリティの導入には安全面での懸念が常に伴うため、マカイラはデータを活用した議論や1年半にわたる実証実験を通して合意形成を進めました。実際、実証実験では363万km以上の安全データを集め、それに基づいて政策提言を行い、2023年7月には改正道路交通法により新たに「特定小型原動機付自転車」という分類が創設されました。

日本独自の取り組み

改正道路交通法施行後も、マカイラはマイクロモビリティの社会実装へ向けて、各ステークホルダーとの調整を続けてきました。特に海外の事例（パリやシンガポールなど）では放置問題が多発していることから、日本では独自の「私有地ポートモデル」を推進しています。このモデルは、地方自治体や不動産企業と協力し、特定エリアにポートを設置・管理することで、無秩序な放置を防止しつつ利便性を高める取り組みです。

このアプローチは都市に調和した新たなモビリティの普及策として成功を収めており、現在ではサービス展開が全国24都道府県に広がり、ポート数は13,000か所を超え、アプリダウンロード数も400万を突破しました。

受賞の意義と今後の展望

マカイラの受賞は、イノベーションと社会秩序の両立を目指す一連のプロセスが国際的に評価された結果です。受賞コメントでは、マカイラは「戦略的コミュニケーション」の頂点として認められたことを誇りに思っていると述べています。また、政府と民間の関係者との「共創」に基づく取り組みが成果を上げていることを強調しました。今後も公共空間の整備や啓発に努め、安全で快適な利用環境を創出していく意欲を示しています。

マカイラに関する詳細は、公式ウェブサイトをご覧ください。