オンライン面接ツール『batonn』の進化
株式会社リブセンスが提供するオンライン面接支援ツール『batonn(バトン)』が、最新バージョンのリリースを迎えました。このツールは、採用面接を効率的に行うための機能が搭載されており、特に新たに追加された「観点別要約機能」は多くの企業にとって注目されています。
新機能の概要
今回のアップデートで強化された観点別要約機能では、企業が定める採用基準に従い、最大10項目までの評価ポイントを設定することが可能となりました。この機能は、面接中に候補者が発言した内容をAIが要約し、関連する項目ごとに整理します。これにより、評価の属人化を防ぎ、客観的なデータに基づいた面接を実現します。
例えば、「問題解決力」を重視した企業では、候補者が面接中に語った内容の中から、問題解決に関連する情報を抽出し、明確に要約します。このプロセスにより、面接官は候補者の能力をより正確に評価することができるようになります。
特徴と利点
『batonn』は、単なる面接記録ツールではありません。面接の申し送り要点を整理し、そのエビデンスとなる発言を可視化することで、「積み上げ型面接」を実現しています。この方法は、企業が自身の魅力を候補者に伝えるための効果的なアプローチを提供します。
また、AIによる要約機能は、従来の時系列型の要約に加え、自社にとって重要なスキルや経験を基にした情報を自動的に整理します。これにより、評価基準に対する理解が深まり、面接官間での情報共有がスムーズになります。
より良い面接体験を目指して
batonnが提唱するのは、面接が候補者を「見極める」だけでなく「アトラクト(惹きつける)」ことに重点を置くスタイルです。従来の感覚に基づく評価を脱し、会話の中から引き出された具体的な事実に基づく評価を行うことで、評価基準のズレが発見され、結果としてより適切な人材選抜が可能となります。
候補者を見極めるプロセスにおいて発生する重複作業の効率化を図り、企業は候補者へのアトラクトに適切な時間を割くことができるよう支援します。これにより、候補者と企業の双方がストレスなく納得できる採用体験が生まれるのです。
リブセンスとそのビジョン
株式会社リブセンスは、オンライン面接支援ツール『batonn』以外にも、「マッハバイト」や「転職会議」など、多様なサービスを展開しています。「あたりまえを、発明しよう」という理念を掲げ、新しい時代に即した採用手法の開発を進めています。採用難の現代において、batonnは企業が選ばれるための強力なツールとなり得るでしょう。
より良い採用方法の確立に向けて、batonnは今後さらに進化し続けることでしょう。
株式会社リブセンスに関する詳細情報は、
こちらを参照してください。