初開催!世界自然遺産推進共同企業体シンポジウム
沖縄の美しい自然環境を未来に残すために、一般財団法人沖縄美ら島財団が参加する【世界自然遺産推進共同企業体】は、2025年2月16日(日)に沖縄県立博物館・美術館で初のシンポジウムを開催します。これは、2021年にユネスコの世界自然遺産に登録された沖縄島北部および西表島に関する重要な議論と情報交換の場となります。
シンポジウムの内容
3時間にわたるシンポジウムでは、沖縄の動植物の調査研究を行っている専門家による基調講演が行われます。具体的には、琉球大学理学部から小林峻氏が「森から見る世界自然遺産」というテーマで講演を行い、さらに(公財)沖縄美ら島財団の野中正法氏が「海から見る世界自然遺産」について話します。
その後、パネルディスカッションがあり、以下のメンバーが参加します:ファシリテーターの長嶺花菜氏、パネリストとして小林峻氏、野中正法氏、上開地広美氏、魅川憲一郎氏、長嶺隆氏が登壇。具体的な影響や課題について議論し、地域の持続可能な環境保全について深い洞察を得る貴重な機会です。
子ども向けワークショップ
シンポジウムの後には、15時30分から17時まで沖縄県立博物館・美術館の実習室で、希少種を学ぶ切り絵ワークショップが行われます。このワークショップは小学生を対象にしており、3年生以下のお子さまは保護者同伴が必要です。講師には、学校法人KBC学園の知念仁志氏とどうぶつたちの病院沖縄の金城道男氏が予定されています。
参加申し込み
この特別なイベントは参加費用が無料で、多くの方に参加していただけるよう定員も設定されています。シンポジウムは200名、ワークショップは30名までの定員ですので、興味のある方は早めのお申し込みをお勧めします。お申込みは
こちらのリンクから可能です。
目指す未来
このシンポジウムを通じて、沖縄の自然遺産の顕著で普遍的な価値を未来にわたって維持し、地域の人々の自然環境への理解と関心を深めることが期待されています。私たちが抱える環境問題や保全活動について考える機会にぜひご参加ください。沖縄の美しい自然を次世代に引き継ぐために、皆さまの出席をお待ちしています。