株式会社アット東京は、STNetのデータセンター「Powerico」内に「ATBeX高松アクセスポイント」を開設することを発表しました。サービス開始は2024年秋を予定しています。
近年、アット東京は全国規模でのコネクティビティ強化に力を入れています。各地域からのメガクラウドへの接続ニーズの高まりや、大規模自然災害時のリスク回避に向けたデータセンターの地方分散化の需要に対応するため、ネットワークサービスプラットフォーム「ATBeX」のアクセスポイントを全国各地に展開してきました。
今回の「ATBeX高松アクセスポイント」開設は、四国地域におけるクラウド接続需要への対応と事業継続手段の提供を目的としています。STNetの「Powerico」内に新たに「アット東京四国第1センター(SK1)」を展開し、SK1内に「ATBeX高松アクセスポイント」を設けることで、四国地域からのメガクラウドへの閉域接続を容易にします。
さらに、ガバメントクラウドの利用拡大に対応し、地域のネットワーク事業者やシステムインテグレーターからのメガクラウド接続および関連サービス利用の増加が見込まれます。「ATBeX高松アクセスポイント」は、ATBeXプラットフォームを通じて、メガクラウドを含むさまざまなサービスや接続環境を四国地域から閉域接続で利用可能にすることで、国内外でのビジネスプラットフォームとして活用できます。
「ATBeX高松アクセスポイント」の特長
- - ATBeX大阪ゾーンへのシングルもしくは冗長構成での閉域接続が可能
- - ATBeXプラットフォームによる各地域のATBeXアクセスポイントとの閉域接続が可能
アット東京は、今回の「ATBeX高松アクセスポイント」開設を通じて、全国レベルのビジネスプラットフォームの実現を目指し、お客さまの利便性、効率性、安全性を高め、日本全国のお客さまのビジネスをサポートしていきます。
ATBeXについて
ATBeXは、アット東京のデータセンター間および提携データセンター間で、複数のお客さまネットワーク間接続を提供するネットワークサービスプラットフォームです。
メガクラウドについて
メガクラウドは、市場シェアが大きく国際的にサービス展開するクラウドサービス提供事業者の総称です。
ガバメントクラウドについて
ガバメントクラウドは、行政システムの統合・共通化や標準化の実現を目指し、政府によって構築・運用されるクラウドサービスの利用環境です。