東京都、中小企業向け融資スキームに売掛債権担保融資保証を追加 - 多様な資金調達を支援
東京都は、都内中小企業の多様な資金調達を支援するため、幅広い動産や債権を担保として活用できる東京都動産・債権担保融資(ABL)制度を実施しています。この度、本制度の更なる利便性向上のため、新たなスキーム「売掛債権担保融資保証」の取扱いを開始しました。
この新たなスキームでは、GMOペイメントゲートウェイ株式会社が保証機関となり、西武信用金庫が取扱金融機関となります。売掛債権を担保とすることで、中小企業はこれまで以上に安定的な資金調達が可能となり、事業の成長を加速させることができます。
東京都では、今後も中小企業の資金調達を支援し、東京経済の活性化に貢献していく方針です。
売掛債権担保融資保証の概要
保証機関: GMOペイメントゲートウェイ株式会社
担保種類: 売掛債権
取扱金融機関: 西武信用金庫
取扱開始日: 令和6年6月28日(金曜日)
東京都動産・債権担保融資(ABL)制度とは
東京都動産・債権担保融資(ABL)制度は、中小企業が保有する動産や債権を担保として融資を受けられる制度です。従来の不動産担保融資に比べて、融資実行までのスピードが速く、幅広い企業が利用できます。
本制度のメリット
迅速な融資実行: 不動産担保融資に比べて、融資実行までの期間が短縮されます。
柔軟な融資条件: 担保となる動産や債権の種類が幅広いため、企業のニーズに合わせた融資条件を設定できます。
* 事業の成長を促進: 資金調達を円滑に行うことで、事業の拡大や新規事業への投資などが可能となります。
制度の活用方法
本制度を利用したい場合は、取扱金融機関に直接相談してください。取扱金融機関は、融資の申込から実行までをサポートします。
問い合わせ先
産業労働局金融部金融課
電話:03-5320-4801
東京都の取り組み
東京都は、本制度をはじめとする様々な施策を通じて、中小企業の事業活動を支援し、東京経済の活性化に貢献しています。