SCRAPが贈る新感覚ホラー読み物、謎解きゲームの魅力を徹底解剖

株式会社ポプラ社は、SCRAPが手掛けたホラー児童書『解けるとこわい謎解きゲーム止められない交換日記』を7月9日に発売しました。この本は、大人気の「リアル脱出ゲーム」をプロデュースするSCRAPとポプラ社のコラボレーションによって生まれた、子供向けの新しいホラー読み物です。この作品には、SCRAPに所属する謎解き作家・やまもとしょうが手掛けた40問の「解けるとゾッとする謎解き」が収められています。

物語の概要

物語は、主人公が学校の図書室で見つけた1冊のノートを巡るものです。このノートには、謎の同級生からの「解けるとこわい」問題が毎日届きます。1日1題、謎解きが続く中で、主人公は解決に焦りますが、その先には緊張感あふれるホラー展開が待っています。そして、最終日には大きな選択を迫られることになり、プレイヤーは2つの異なるエンディングを楽しむことができます。

読書体験

本書のユニークな点は、謎解きの問題が、主人公と同級生の「交換日記」という形で提示されるところです。問題解決のヒントは問題文の中に留まらず、彼らのやり取りや本の最後に描かれた挿絵、そして本全体のトリックに隠されています。このような仕掛けによって、読者はただ読むだけでなく、謎を解くための積極的な体験が求められます。

各問題は、小学3年生程度の知識で解けるように設計されており、ページが進むにつれて少しずつ難易度が上昇します。ヒントも2段階に分かれて提供されるため、自力で解いていく楽しみを感じることができます。本を十全に楽しむには、一度読み終えた後に再度読み返すことで新たな伏線を発見することもできます。

書店店頭限定特典

発売を記念して、書店では特製の謎解きポスターも配布されています。このポスターにはQRコードが含まれており、そこからは謎解きに役立つヒントシートを無料でダウンロード可能です。開催される店舗に関しては、ポプラ社の公式ホームページで確認できます。

電子書籍版の魅力

7月9日同時に発売された電子書籍版は、本編の後日譚と特別に書き下ろされた新問3題が収められています。この終了後には、緊張感ある新たな結末が待っており、紙の本では体験できない恐ろしさが特徴です。

SNSキャンペーン

さらに、作品の刊行を記念して、ポプラ社の公式Xアカウントではフォロー＆RTキャンペーンも開催中です。やまもとしょうが書き下ろした「謎」を解くことで、抽選で5名様に特製クリアファイルのプレゼントが当たります。

このように、SCRAPによる『解けるとこわい謎解きゲーム止められない交換日記』は、ホラーと謎解きを融合した新しいタイプの児童書であり、それがどのように子供たちに新たな読書体験を提供するのか、今後も注目が集まっています。