TKC税研DBの革新
2025-12-03 16:49:21

AI搭載の自然文検索機能が税務業務を革新するTKC税研データベースの新展開

AIによる自然文検索機能の導入



株式会社TKCは、税理士や公認会計士に向けた「TKC税研データベース」に、AIを活用した自然文検索機能を新たに追加し、2025年12月10日からの提供を開始することを発表しました。この新機能により、ユーザーは専門用語を入力しなくても日常会話で質問でき、すぐに関連する情報が検索できるようになります。従来のキーワード検索に加え、AIが自然な言葉での質問も理解し、的確な情報を提示することで、税務業務の効率向上を目指しています。

TKC税研データベースとは?



「TKC税研データベース」通称税研DBは、TKC会員である税理士や公認会計士を支援するために設立されたデータベースです。ここには約12,000件の質疑応答事例が蓄積されており、国税当局での法解釈に携わった税務の専門家が作成したため、その信頼性は非常に高いと評価されています。多くのTKC会員が実際の業務に役立てており、特に関与先への指導や申告業務においては不可欠なリソースとなっています。

進化した検索機能



今回の自然文検索機能の導入により、従来のキーワード検索方式が一新されます。これまで、適切なキーワードを入力する技術的なハードルがありましたが、今後は日常用語で質問するだけで関連する税務Q&A情報が瞬時に検索されるようになります。これにより、特に経験が浅いスタッフにとっても情報検索が迅速かつ簡便になることで、業務効率が飛躍的に向上します。

主な特長


1. キーワード不要の自然文検索: ユーザーは日常会話のように質問を入力するだけで、関連情報が得られます。
2. AIによる高精度な情報提示: 専門用語を使わずとも、AIが質問内容を解析し、最も関連性の高い情報を提供します。
3. 既存機能との連携: 自然文検索は、従来のキーワード検索機能とも併用可能で、幅広い情報収集を実現します。

導入による期待効果



「TKC税研データベース」に新たに組み込まれたこのAI検索機能は、業務の効率化と同時に職員の教育にも寄与するでしょう。経験の長い職員だけでなく、新入社員でも直感的に利用できるため、組織全体のパフォーマンスが向上するのは間違いありません。税務業務における情報収集の迅速化は、顧客へのサービス向上にも直結し、税理士や公認会計士の業務が一層促進されることが期待されます。

提供開始日と利用方法



新機能は2025年12月10日から提供を開始し、TKC会員はOMS「TKC税研DB」またはProFIT「TKC税務研究所・他」メニューからアクセス可能です。ProFITのスタンダードコースを利用する会員は、追加料金なしで新機能を利用することができます。このように、TKCは日々進化し続ける情報技術を駆使して、業界における情報提供の質をさらに向上させる決意を示しています。


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会社情報

会社名
株式会社TKC
住所
栃木県宇都宮市鶴田町1758番地株式会社TKC
電話番号
028-648-2111

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