次世代を担う子どもたちが挑む!FLL地方予選での成果と成長
中央出版株式会社が提供する「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座において、今シーズンも全国の子どもたちが盛り上がりを見せている。特に注目すべきは、FIRST LEGO League(FLL)地方予選大会への参加だ。FLLはロボット競技やプロジェクト学習、プレゼンテーションを通じて、子どもたちに実体験を提供する教育プログラムとして知られている。今年のテーマは「海洋探査」で、「SUBMERGED℠」のタイトルの下、中央出版のKicks講座からは福岡、名古屋、横浜の3エリアから7チームが参加した。
FLL地方予選の目的
FLLは、「課題を深く考え、主体的に解決する力」を育むことを目的としており、特に子どもたちに大切な思考力や表現力、チームワークを育む場となる。今シーズンのテーマである海洋探査では、子どもたちが未解明の海の神秘に触れ、探査を行うという壮大な挑戦が待っていた。
チームは9月に結成され、以降3ヶ月間の間に、海洋に関する調査やロボットモデル、ポスターの作成、発表練習に取り組んできた。予選大会ではその結果を発揮し、見事に4チームが全国大会への出場権を手に入れた。全国大会は2025年2月15日、16日に東京で開催され、世界大会への道が開かれる。
予選大会の参加チーム
Kicks講座から出場した7チームは以下の通りだ。
- - LEGO★よこはまりん★KESKE
- - エネルギーオーシャンファインダー
- - チームスプラウト
- - LEGO しんかい 6500
- - Meæt
- - ロボットワールドSY
- - Anti-Ares
チームはそれぞれの役割を持ち、協力し合いながら成果を上げることができた。特に「LEGO しんかい 6500」はチームモデル賞を受賞し、他のチームも多くの賞を受け取った。
子どもたちの成長
FLLに参加した子どもたちは、ロボットのデザインやプログラミングのみならず、仲間とのコミュニケーションやプレゼンテーションのスキルも向上させた。「短いシーズンの中で仲間との絆が深まり、自分の調査成果を共有することで新しいアイデアが生まれたことが印象的だった」と語る子どももいる。
全国大会に進出できなかったチームは悔しさを抱えつつも、最後まで全力で取り組み続けた。FLLはただの競技ではなく、子どもたちにとって心の成長の場であったのだ。
FLLの教育的意義
FLL Explore(小1~小4)とFLL Challenge(小4~高1)は、それぞれの年齢に応じた知識やスキルを身につける絶好の機会を提供している。STEM教育の重要性が叫ばれる現代において、FLLは科学や技術、工学、数学といった重要な要素を実際の探求を通じて学ぶ機会を提供し、教育の分野でも注目を集めている。
大会詳細
FLL Exploreの名古屋大会は12月15日に、横浜大会は12月22日に行われ、その後FLL Challengeも続く。各大会では、子どもたちが日々の努力の成果を発揮する場となり、それぞれの成長が見られることだろう。
さらに、中央出版のKicks講座では、プログラミングとSTEM教育を融合しながら、未来を切り開く力を育む教育を続けている。このような取り組みに後押しされて、子どもたちの未来はより明るいものになるだろう。2025年の全国大会は、そんな彼らの成長の証として、また新たな挑戦の舞台となることが期待されている。