株式会社HashPort(以下、HashPort)が、取締役副社長COOとして時田 一広(ときた かずひろ)氏を迎えたことを発表しました。時田氏は、インターネットや金融、さらにはWeb3領域において、多様な経験を持つプロフェッショナルです。これによりHashPortは、今後の成長をより一層加速させることを目指しています。
時田 一広氏の経歴
時田氏は、1995年にインターネットイニシアティブに入社し、日本国内で初のネット専業証券トレードシステムの開発に従事しました。彼はその後も、証券や外国為替証拠金(FX)取引システムに関する多くのプロジェクトを監督し、2005年には取締役に就任します。2012年からは専務執行役員としても活躍しました。
さらに、2018年にはディーカレットを設立し、代表取締役社長に就任。彼のリーダーシップの下、暗号資産交換業の登録と関連サービスの立ち上げを果たしました。2024年には新しいタイプの預金型トークンのプラットフォームを導入し、同年の夏にはそのサービスを提供開始予定です。これらの実績を通じて、時田氏の事業開発能力は広く認知されることとなりました。HashPortへおけるターニングポイントとして、彼の経験がどのように活かされるのか注目されています。
HashPortのミッション
HashPortは、「まだ見ぬ価値を暮らしの中へ」というミッションを掲げており、ブロックチェーン技術の社会実装を推進してきました。特に、現在開催中の大阪・関西万博においては、EXPO2025デジタルウォレットを提供し、来場者や周辺地域の関係者に向けて新しい価値の創造に努めています。この取り組みにより、多くの来場者にデジタル資産の利用を促進しています。既に万博期間中の30日間で、30万人以上の方がそのサービスを利用したとのことです。
新体制の目指す方向
時田氏の副社長COOへの就任は、HashPortが目指すデジタル資産の普及に向けての大きな一歩です。彼は、ウォレットプロダクトのクオリティ向上に努めるとともに、企業や団体との関係構築を強化し、Web3ウォレットの普及を加速することを目指します。時田氏自身も次のように語っています。「デジタル資産の重要性が高まる中、私たちの目標は、誰もがデジタル資産を身近に活用できる世界を作ることです。」
HashPortの今後
HashPortはまた、国内外の企業に対してブロックチェーン技術のコンサルティングやシステム開発サービスを提供しており、デジタル資産関連の知識と技術を活かして、事業を多角的に展開しています。今後も国内のブロックチェーンプロジェクトへの支援を強化し、日本全体の技術力向上に貢献していくことを目指します。
採用情報について
HashPortでは、新たな価値を創造する「まだ見ぬ価値を暮らしの中へ」というミッションに向けて、ソフトウェアエンジニアや事業開発責任者を積極的に採用しています。特にNFTやブロックチェーンに興味のある方を歓迎しており、新たな挑戦を共にしたい方は是非応募を検討してみてください。
今後のHashPortの成長に期待が寄せられています。時田氏のリーダーシップの下、WEB3の落ち着いた普及がなされることを願っています。