ENEOS系とWAKO、太陽光発電所開発
2024-06-27 16:05:05

ENEOS系と広島のWAKOグループが協業、中国・四国で高圧太陽光発電所を49MW開発

ENEOS系と広島のWAKOグループが協業、中国・四国で高圧太陽光発電所を49MW開発



ENEOSリニューアブル・エナジー(ERE)と株式会社WAKO、株式会社ALLアセットパートナーズ(AAP)の3社は、中国・四国エリアにおいて、バルクスキームによる高圧太陽光発電所の開発で協業を開始すると発表しました。

今回の協業では、WAKOグループが開発・建設した太陽光発電所をFIP転換し、EREが譲り受け、AAPがO&Mを担います。2026年までに88件、49MW規模の発電所を順次着工・建設し、2027年中に全て運転開始する予定です。発電した電力は、将来的にオフサイトコーポレートPPAによって需要家に提供される計画です。

再生可能エネルギーへの転換が加速する一方で、国内では大規模な太陽光発電所の適地が減少しており、FIT価格の低下によって発電所の開発が困難になっています。本事業は、地域に密着し未利用地を活用した太陽光発電の開発に強みを持つWAKOグループと、発電所開発に加え蓄電池活用やコーポレートPPAによる売電に強みを持つEREグループが連携することで、こうした事業環境の中でも再生可能エネルギーの拡大を実現できる取り組みとして注目されています。

地域密着型の開発で脱炭素社会の実現へ



3社はそれぞれの専門性を活かし、今後も再生可能エネルギーによる発電事業を通じて、企業のCO2排出量削減や再生可能エネルギーの普及、脱炭素社会の実現に貢献していくとしています。

今回の協業は、地域に根ざした企業とエネルギー事業の専門性を持ち合わせた企業が連携することで、再生可能エネルギーの普及を加速させる効果が期待されます。中国・四国エリアにおける今後の再生可能エネルギー事業の展開にも注目が集まります。

各社の取り組み



ENEOSリニューアブル・エナジー(ERE)

2012年設立。「再生可能エネルギーで世界を変える」をミッションに掲げ、太陽光、風力、バイオマスなど、110箇所の発電所を運営または建設しています。洋上風力発電を含む複数の大型案件も計画しており、再生可能エネルギーを通じて環境・社会問題の解決、脱炭素で持続可能な社会の実現を目指しています。

株式会社WAKO

WAKOグループの中核企業として、オフィス・レジデンスなどの不動産や再生可能エネルギー発電所の開発・運営などを行っています。中国・四国エリアを中心に、240箇所101MW規模の太陽光発電所を運営または建設し、272箇所130MW規模の太陽光発電所を計画しています。地域社会に根差した発電所の開発・運営を進め、地球環境の保護と持続可能な社会の実現に貢献しています。

株式会社ALLアセットパートナーズ

2015年設立。法律、不動産再生、金融、再生可能エネルギーなど各分野のプロフェッショナルが参画し、不動産コンサルティング、ファンド運営、O&M等のサービスを提供しています。中国エリアにおいて、205箇所81MW規模の太陽光発電所でO&Mサービスを提供しています。再生可能エネルギーを通じて、地球と社会の未来を考え、持続可能な社会の発展に貢献しています。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 広島県 広島市 太陽光発電 ENEOS WAKO

Wiki3: 広島県 広島市 太陽光発電 ENEOS WAKO

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。