子どもとママのための新拠点、島根県出雲市に訪問看護ステーションkahanaがオープン

島根県出雲市に訪問看護ステーションkahanaが誕生

2025年4月1日、島根県出雲市に「訪問看護ステーションkahana」が新たにオープンします。このステーションは、特に子どもとその母親に焦点を当てた訪問看護サービスを提供することを目的としています。合同会社kahanaが運営しており、代表社員の島津偉匡氏がその理念を牽引します。

独自のサービス内容

kahanaは、島根県内では初めてとなる不登校や発達・知的障害を持つ子ども、また心身ともにストレスを抱えているお母さんたちに特化した訪問看護ステーションです。医療的な介入ではなく、遊びを通じた身体的なケアやカウンセリングを通じた精神的なサポートを行います。これにより、子どもたちが安心して成長できる環境を提供し、母親への支援も行います。

心の土台を育てる

訪問看護ステーションkahanaの最大の特徴は、「心の土台」を育むことを重視している点です。子どもたちが情緒的に安定し、生活リズムや学ぶ力をしっかりと育むためには、まず安心感が必要です。そのため、心のケアによる安心感と、遊びを通じた信頼関係の構築を大切にしています。この基盤があってこそ、子どもたちは健全に成長できるのです。

家庭と地域のつながり

この訪問看護ステーションでは、単に子どもたちへのサービスを提供するだけではなく、母親を中心にした親子の関係性の支援も行います。孤立感を感じている母親や、引きこもりがちな子どもと地域社会をつなげることを目的とし、みんなで協力して子育てを支える地域づくりを目指しています。家庭の中だけでなく、地域社会全体での育て合いが必要だと考えています。