シェアサイクル「メルチャリ」の成長と新たな展望
福岡市内でのシェアサイクル「メルチャリ」は、多くの人々に支持され、月に12万回以上のライドを記録しています。利用者数は約15,000人に上り、福岡の移動手段としての地位を確立してきました。
本年7月、メルカリグループから新設分割により事業が承継され、8月15日には株式会社クララオンラインに対する第三者割当増資が行われました。これにより、新たな経営体制がスタートします。そして今回は、松本龍祐氏がこの新たな流れに参画することとなりました。
松本龍祐氏の経歴
松本氏は、カフェ経営からキャリアをスタートし、2006年にコミュニティ企画・運営の専門会社であるコミュニティファクトリーを設立。その後、ヤフーに会社を売却し、メルカリやメルペイでの新規事業を担当しました。現在は株式会社カンカクの代表取締役として活躍しています。彼の豊富なビジネス経験は、メルチャリの成長にとって大きな力となるでしょう。
移動の変革に向けて
昨今、働き方やEC(電子商取引)など、私たちの生活は大きく変わっています。これに伴い、移動手段も新たな形に進化させていかなければなりません。20世紀に発展した大量輸送の概念では捉えきれない現代のニーズに応えるため、我々は「移動」の在り方を柔軟に変えていく必要があると考えています。
メルチャリは、シェアサイクルを通じて地域を豊かにし、より多くの人々に利用される事業を目指しています。福岡市内でのサービス充実を積極的に推進するとともに、他都市への展開の計画も進めており、2019年中には具体的なプランを公開する予定です。
まとめ
福岡市内のシェアサイクル「メルチャリ」は、松本龍祐氏の参画を受けて、さらなる成長を目指し、地域活性化と新たな移動の形を追求しています。今後の展開に目が離せません。詳細な情報や最新ニュースは公式ウェブサイト(
メルチャリ公式ウェブページ)で確認できます。