流山市に新設されるレディースU-15チーム
流山市初となるレディースU-15チーム「NAGAREYAMA F.C.レディースU-15」が2026年度に設立されることが決定しました。このチームは、日本サッカー協会(JFA)とMS&ADインシュアランスグループが共同で推進する「なでしこ”つぼみ”プロジェクト」の一環として誕生します。新設に向けたセレクションも行われる予定です。
設立の背景
「なでしこ”つぼみ”プロジェクト」は、女子サッカー選手の育成を目的とした価値共創事業です。NAGAREYAMA F.C.は、このプロジェクトに参加することで、U-15世代の女子選手たちにサッカーを楽しむ環境を提供することを目指しています。これにより、地域における女子サッカーの活性化が期待されています。
クラブの代表である安芸銀治氏は、地域の中学生世代の女子チームが不足している現状を踏まえ、サッカーを続けたいという子どもたちのニーズに応えるため、このチームの設立を決意しました。これまで流山市にはこの世代の女子チームが存在せず、ジュニア年代を卒業した子どもたちが遠方のクラブに通うか、サッカーを辞めざるを得ない状況がありました。この新たなチームがその解決策となります。
練習会と説明会の開催
NAGAREYAMA F.C.レディースU-15の1期生を募集するための練習会および説明会が、2025年7月26日(土)に開催されます。このイベントは、江戸川大学内グラウンドで行われ、参加対象は現小学6年生及び現中学1年生です。事前に申し込みが必要で、参加費は1,000円(税込)です。
説明会では、チームの理念やビジョン、選手たちに期待されることなどについて詳しく説明される予定です。参加者は、必ず申し込んでから参加するようにしてください。
チームの理念とビジョン
NAGAREYAMA F.C.は、「わたしも頑張ろう!」というエネルギーを全ての関わる人々に届けることを使命としています。女子サッカー選手たちに夢と感動を提供し、地域社会に誇りと活力を与えます。そして、10年以内にJリーグへの参入を目指し、流山市のインフラとして必要不可欠な存在になることを目指しています。
また、NAGAREYAMA F.C.レディースU-15では、サッカーを通じて「人間力」の育成にも力を入れています。技術的なスキルだけでなく、子どもたちがコミュニケーション能力やリーダーシップ、感謝の心を育むことを重視しています。これにより、挑戦する心や協調性、社会で自立する力を養っていくことを目指しています。
まとめ
このように、流山市に新たに設立されるNAGAREYAMA F.C.レディースU-15は、女子サッカーの育成だけでなく、地域社会への貢献を目的としています。サッカーを通じて、次世代の女子選手たちが夢を追い続けられる環境を整え、成長の場を提供していきます。サッカーに興味のある子どもたちは、是非この機会にチャレンジしてみてください。