那須野が原でデジタルスタンプラリーを楽しもう!
那須塩原市、大田原市、矢板市、那須町の協力によって、「那須野が原旅する日本遺産 デジタルスタンプラリー」が始まりました。このスタンプラリーは、令和5年の8月13日から11月30日までの約4ヶ月間開催され、参加者が地域の日本遺産を巡る機会を提供します。
日本遺産とは?
日本遺産は、地域に根ざした文化や歴史をストーリーとして語るもので、文化庁によってその価値が認められています。那須野が原は、「明治貴族が描いた未来〜那須野が原開拓浪漫譚〜」として平成30年に認定され、その歴史的な魅力が広く知られるようになりました。
その背景には、140年前まで人の住まない荒野であったこの地域が、明治政府の貴族たちによって開拓されていったというドラマチックなストーリーがあります。彼らは、近代日本の基盤を築くため、大規模な農場の経営に挑戦し、今日の豊かな自然を生み出しました。
スタンプラリーの詳細
スタンプラリーへの参加は非常にシンプルです。専用のアプリをインストールし、地域に点在する日本遺産や登録地点を訪れ、スマートフォンを使って目印となる地点の写真を撮影したり、専用のポップを読み込むだけです。参加者は、集めたスタンプの数によって、那須野が原に関連した豪華賞品を獲得できるチャンスがあります。
開催情報
- - 開催日時:令和5年8月13日(日)~11月30日(木)
- - 参加方法:専用アプリをダウンロードし、登録することで参加。
- - 特設サイト: 那須野が原日本遺産特設サイト
日本遺産に触れる旅の魅力
このスタンプラリーを通じて訪れることになるのは、歴史的な建造物や貴重な資料が残る場所です。例えば、旧青木家那須別邸は、明治政府の外務大臣を務めた青木周蔵の別荘で、白亜の洋館が訪れる人々を迎えます。また、大田原市には民俗資料が集められた歴史民俗資料館があり、地域の生活文化が展示されています。
矢板市にある山縣有朋記念館では、内閣総理大臣を歴任した山縣有朋の遺物を見ることができ、近代日本の歴史に直接触れることができます。さらに、那須町の山田農場事務所跡では、明治維新で重要な役割を果たした山田顕義に関する展示が行われています。
この機会にぜひ、日本遺産の魅力を体感し、貴重な歴史を学びながら、豪華な賞品を手に入れてはいかがでしょう。
では、デジタルスタンプラリーに参加して、那須野が原の歴史的な旅を楽しんでください!