宮崎緑教授就任
2024-10-21 15:42:03

千葉商科大学、女性初の学長に宮崎緑教授を任命

千葉商科大学に新たなリーダーシップが誕生



千葉商科大学は、2024年10月16日に開催された理事会において、宮崎緑教授を第9代学長に選任したことを発表しました。宮崎教授は、任期が2025年4月1日から2029年3月31日までの4年間で、同大学初の女性学長として新たな一歩を踏み出します。

宮崎教授の経歴と専門性



新学長の宮崎教授は、国際政治学と政策情報学を専門とし、2000年に政策情報学部の助教授として本学に迎え入れられました。その後、2006年に教授に昇進し、2010年には同学部長に就任。その後、2015年から2021年まで国際教養学部の初代学部長を務め、大学の国際化に貢献してきました。これらの経験から、大学運営に関する深い知識を持つ宮崎教授は、学外でも数多くの委員会や機関で重要な役割を果たしてきました。

政府税制調査会や国家公安委員会などの委員を歴任し、日本の文化や政策について広く発信している彼女は、奄美パークの園長や田中一村記念美術館の館長も兼任。文化の発信や国際交流の面でも活動を続けており、その実績は多岐にわたります。

学部の立ち上げと人材育成



宮崎教授が力を入れているのが、本学国際教養学部の立ち上げです。この学部では、学生が「世界で働く」、「世界と働く」、「世界をもてなす」などの多様なキャリアを追求できるような教育環境を整備してきました。特に海外駐在員や国際ビジネスに従事する人材を育成することに注力し、異文化交流を促進する活動にも取り組んでいます。

国際バカロレア制度やダイバーシティ推進にも注力し、学生たちが国際社会で通用する力を身につけられるようサポートしています。

未来を見据えた大学改革



千葉商科大学は、2028年に創立100周年を迎えるにあたり、持続可能な大学運営を目指しています。宮崎教授は、今後の大学改革において、国や地域社会と連携しながら、革新を進めていく方針を示しています。彼女のリーダーシップのもと、社会が求める大学としての役割を果たすための変革が期待されています。

まとめ



千葉商科大学において、初の女性学長として宮崎緑教授が選任されたことは、非常に意義深い出来事です。彼女の持つ豊富な経験と専門知識が、今後の大学に新たな風を吹き込み、さらなる発展をもたらすことが期待されます。新たなリーダーシップのもと、社会に信頼される大学としての成長を遂げることでしょう。

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