電子図書館サービスの成長
2025-08-27 11:43:15

電子図書館サービス「Maruzen eBook Library」が導入機関数1,000を突破!

電子図書館サービス「Maruzen eBook Library」が導入機関数1,000を突破!



丸善雄松堂株式会社が提供する機関向け電子図書館サービス「Maruzen eBook Library(MeL)」は、導入機関数が国内外で1,000を超えたことを発表しました。この成長は、教育現場のニーズに応える柔軟なサービス提供と、多様なコンテンツの蓄積によるものです。

「Maruzen eBook Library」の概要



「Maruzen eBook Library」は、2012年12月からサービスを開始し、以来、研究や学習活動の向上を目指す教育機関に向けて、いつでもどこでも学術専門書にアクセスできる環境を提供しています。導入機関は、国内の大学や企業、病院、専門学校、国立研究機関など多岐にわたり、特に日本各地の約8割の大学で採用されています。さらに、海外の主要大学や日本語教育を行う高校でも利用されるなど、国際的にも評価されています。

MeLの特長



主な特徴は以下の通りです。
  • - 豊富なタイトル数:400社以上の出版社が参加しており、約17万タイトルの電子書籍を提供。
  • - 多様なコンテンツ:動画、EPUB(読み上げ機能付き)、オーディオブックなど、様々な形式のコンテンツが利用可能。
  • - 高機能検索:購入した電子書籍について、フリーキーワードによる全文検索ができる機能。

このような多様な取り組みにより、利用者のニーズに応えることができています。

これまでの歩み



「Maruzen eBook Library」は、導入開始当初の300タイトルから、翌年には1万タイトルを超え、現在は17万タイトルにまで成長しています。この成長は、図書館や利用者からのフィードバックを反映し、新たなニーズに応じたサービスの拡充によるものです。

特に、2014年から開始された「新刊ハイブリッドモデル」では、学術出版社と連携して新たなタイトルを迅速に提供し続けています。また、アクセシビリティの強化にも取り組んでおり、「読み上げ」機能付きタイトルやオーディオブックの提供も増加。さらに、動画コンテンツも拡充され、より理解しやすい資料の提供が実現されています。

コロナ禍での対応



2020年の新型コロナウイルス感染症の影響で、大学への通学が制限される中、「Maruzen eBook Library」は、緊急支援策として一時的に50アクセス拡大を提供しました。この対応により、学習や研究を続ける学生たちに貢献し、さらなる信頼を得ました。加えて、2024年には能登半島地震での迅速な支援が求める中、インターネットを通じて専門書へのアクセスを提供するなど、教育機関への支援を強化しました。

将来への展望



今後も電子書籍サービスに対するニーズは高まり続けると考えられ、特にコンテンツの権利保全やセキュリティの強化が求められます。丸善雄松堂は、利用者と関係者の協力を得ながら、安全で利便性の高い環境の構築を目指し、さらなる市場開拓を進めていく方針です。

「Maruzen eBook Library」は、その成長を通じて、日本の学術・教育情報基盤を支える重要な存在となっています。今後の進展にも注目が集まります。


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会社情報

会社名
丸善雄松堂株式会社
住所
東京都中央区新川1-28-23 東京ダイヤビルディング5号館10階
電話番号
03-6367-6017

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