中国での日本文化体験
2021-02-24 13:55:45
日本文化を楽しむ新たな試み、中国でのOMOイベント開催
日本文化を中国で楽しむ新たなイベント
新型コロナウイルスの影響で国際旅行が難しい状況が続いている中、日本への旅行を切望する中国の日本文化愛好者に向けた新たなOMO(Online Merged with Offline)イベントが行楽ジャパンと凸版印刷の協力により実施されました。このイベントは、日中間が隔てられている今だからこそ、日本の伝統的な文化や技術を直接体験できる貴重な機会を提供します。
イベントの背景と目的
2020年6月に発表された旅行トレンドレポートによると、コロナ収束後に最も訪れたいデスティネーションとして日本が挙げられています。そのため、中国にいる多くの日本ファンからは「日本に行きたくてたまらない」という声が多く寄せられています。こうした需要に応えるべく、行楽ジャパンと凸版印刷は、互いの強みを活かした新たな試みを提案しました。
イベントのスキーム
今回のイベントは、日本と中国のスタジオを接続する形で実施されました。日本側では凸版印刷がスタジオの運営や講師の調整を行い、中国側は行楽ジャパンが参加者の募集や運営を担当。お互いの役割分担により、スムーズなイベント運営が実現しました。
当日のプログラム
イベントタイトルは「春節を彩る日本画体験」。春節直前のこの時期に、日本画の制作を体験する機会を提供しました。参加者は金箔を施した和紙に梅の花を描くことで、春節の装飾を自ら手掛けました。日本側では、実際に画材や道具を使いながら、日本画家の池上紘子氏がリアルタイムで指導しました。一方、中国側ではお洒落なスタジオが設営され、参加者は日本から取り寄せた高品質な墨や筆を使用し、講師の作品を参考にしながら作品を仕上げていきました。
講座の様子と日本酒の試飲
参加者は真剣な表情で日本画に挑む中、イベントには日本酒の試飲も用意されていました。参加者たちは、日本ならではの美しい日本酒を味わうことで、文化的な体験がさらに充実したものとなりました。アンケート結果によれば、81%の参加者がこの体験に満足したと回答しており、非常に好評でした。
参加者からの声
参加者からは、「このようなオンラインでの日本文化の学びは魅力的だ」といった感想が寄せられ、今後もこのようなイベントを継続してほしいという要望が多数ありました。特に「華道の体験も行いたい」との声もあり、さらなる文化交流のニーズが示されています。
今後の展開
行楽ジャパンと凸版印刷は、今後も日本文化の普及を目指し、様々なイベントを企画していく予定です。日本への訪問希望者が増加する中、こうした文化体験イベントを通じて、訪日意欲や日本の物産品购买意欲を高めることが期待されています。日本文化の魅力を直接体験することで、文化立国日本の発展に寄与していきたいと考えています。
会社紹介
このプロジェクトを手掛けた株式会社行楽ジャパンは、インバウンド事業やSNSマーケティングに強みを持ち、国内外での文化交流を推進しています。また、凸版印刷は日本文化の発信に注力しており、両社のコラボレーションは今後の文化交流のスタンダードとなることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社行楽ジャパン
- 住所
- 東京都港区新橋6ー13ー9REGRARD SHIMBASHI 2F
- 電話番号
-
03-6275-2938