鹿児島市にアート特化型フリースクールが誕生
鹿児島市に、アートを中心とした新たなフリースクールが設立されることが決まり、その実現に向けてクラウドファンディングが進行中です。このプロジェクトを推進しているのは、東京都港区に拠点を置く合同会社GoARTで、代表を務めるきはらごう氏が18年間の美術教員としての経験を活かしています。
不登校の現状
文部科学省の調査結果によると、日本の不登校児童生徒数は過去最高を更新しています。特に鹿児島市内には、約2,000人の子どもたちが学校に通えない状況にあります。このような背景から、安心して通える第三の居場所としてのフリースクールの必要性が高まっていますが、アートに特化した施設は地域にほとんど存在しません。
フリースクールの目的
このフリースクールは、アートを通じて自己表現を促し、心の成長を支えることを主旨としています。子どもたちは絵画や工作、デザインなど様々なアート活動を通じて、自分の感情や思いを自由に表現することができるのです。これにより、自己肯定感を育み、心を柔軟に保つ力を持とうとしています。
開設予定の概要
- - 場所: 鹿児島市山下町(市中心部)
- - 定員: 約15名
- - 対象年齢: 小学生・中学生・高校生
- - 活動内容: アート活動を中心に、少人数制での学習支援が行われます。
クラウドファンディングの詳細
このプロジェクトの資金調達を目的に、クラウドファンディングが行われています。以下はその詳細です。
- - 実施期間: 2025年9月17日〜10月31日
- - 目標金額: 150万円(ネクストゴール200万円)
- - 資金の使い道: 教室整備費、教材費、広報費、運営準備費など。
代表のメッセージ
「アートには現状を変える力があります。学校に馴染めない子どもたちが、ここでは安心して過ごし、自分の“好き”を育てられる。そんな居場所を鹿児島に届けたいと願っています。」と、きはら氏は熱い思いを語っています。このフリースクールは、アートを通じて地域社会に新しい風を吹かせる存在になることでしょう。
子どもたちが自分自身を見つめ直し、成長する場としてのフリースクール。興味を持たれた方は、ぜひ以下のクラウドファンディングページを訪れてみてください。
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