しな織帽子新登場
2022-05-17 10:14:14

日本の伝統技術が息づく!木の皮から生まれた『しな織』帽子が新登場

日本の伝統が息づく『しな織』帽子が新登場!



日本の衣の原点ともいえる『しな織』は、シナノキやオオバボダイジュの木の皮から糸を績み、布を織る伝統的な技術です。古来より、人々は自然と共生し、その恵みを最大限に活用して生活してきました。しな織は、そんな日本の歴史と文化を象徴する貴重な織物です。

しな織は、木綿や絹が普及する以前から、人々の生活を支えてきた布でした。丈夫で水にも強いことから、寝具や漁網、調味料の漉し袋など、様々な用途に使われてきました。

しかし、現代では、機械化が進み、大量生産される衣料品が主流となり、しな織は姿を消しつつあります。

そんな中、しな織の伝統を守り、現代に受け継ごうと活動を続けているのが、山形県にある『しな織創芸石田』です。同社は、32年以上にわたり、しな織の技術を駆使し、現代の生活に合わせた様々な製品を作り続けてきました。

今回、同社から発表されたのは、日除け効果抜群で通気性も良く、折り畳みも可能な『しな織帽子』です。

しな織帽子の魅力



しな織帽子は、従来のしな織帽子よりも広い11cmのブリムを採用し、顔全体や首を日焼けから守ってくれます。また、しな織特有の透け感は、風通しの良さに繋がり、他の天然素材に比べて糸が太く、強い撚りをかけているため、ざっくりとした織物に仕上がっています。そのため、風が通り抜けていくので、帽子が飛ばされにくいのも魅力です。

さらに、布の接ぎに沿って折り畳むことができるので、屋内や旅行先など帽子が必要ない場所ではかさばりません。折りジワは霧吹きで湿らせて形を整えることで、きれいに取れます。

しな織は、使い込むほどに風合いが増し、色もアメ色に変化していく経年変化も楽しめる素材です。20年、30年と長く愛用することで、あなただけの特別な帽子に育っていくでしょう。

しな織を通して日本の伝統文化に触れてみては?



しな織帽子は、単なる帽子ではなく、日本の伝統文化を象徴するアイテムです。日々の生活に、しな織という日本の伝統技術を取り入れてみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
有限会社丸石産業
住所
山形県鶴岡市大山2-23-39
電話番号
0235-33-2025

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