ラントリップの新展開
2025-12-01 07:19:05

株式会社ラントリップがヘルスケア領域へ本格進出し新たな価値創造を目指す

ラントリップ、ヘルスケア領域への進出



株式会社ラントリップ(本社:東京都渋谷区)が運営するランニングアプリ「Runtrip」が、ヘルスケア領域に本格進出することが発表されました。この背景には、1.9億円の資金調達があることが大きく寄与しています。

資金調達の詳細


この資金調達は、PARAMOUNT BED Healthcare Fundや三菱UFJキャピタル、やまと社会インパクトファンドなどが出資者となり実現しました。またこの調達により、ラントリップの累計調達額は約6.3億円に達し、今後の事業拡大に向けた鍵となります。

この資金は主に人材採用や開発体制の強化に使われる予定で、「もっと自由に、楽しく走れる世界」を目指し、特にウェルビーイングやヘルスケアへの領域拡張を進めていく方針です。最近の研究によると、1日あたり1,500歩の運動で年約3万5,000円の医療費抑制効果が出ることから、日常的な運動が健康寿命の拡大に寄与するのは明白です。

ランニングとヘルスケアの融合


ラントリップは2015年に設立以来、アプリ、メディア、イベント、ECなどを通して、日本のランニング人口の約40%にリーチし、約400万人にサービスを提供しています。ヘルスケア領域へ進出することで、運動習慣を日常生活に取り入れるための新しい価値を提供することを目指しています。

特に注目点は、PARA MOUNT BED Healthcare Fundとの提携です。この提携を通じて、運動と睡眠の関係を深く探求し、両者を絡めたサービスや商品の開発を進める意図があるのです。

社会へのインパクト


やまと社会インパクトファンドからの出資は、ラントリップがもたらす社会的インパクトの可視化に向けたものでもあります。ランニングを通じた地域社会の交流を促進し、地域を活性化する取り組みを評価し、データとして発信する計画も具体化しています。さらに、ラントリップは健康的な行動を「楽しさ」によって促進することで、少子高齢化社会の医療費削減に貢献しようとしています。

クラブチーム型組織の採用戦略


ラントリップは、スタートアップにおける新しいチームのあり方として、クラブチーム型組織を導入しています。正社員を「スタッフ」とし、複業や業務委託のメンバーを「プロ契約選手(PRO PLAYERS)」と位置付け、それぞれの強みを活かしながら全体のパフォーマンスをアップさせるシステムです。

今後も多様な人材を迎え入れ、社会をより良くするパーパスに共感する仲間を増やしていくことを目指しています。

代表の意気込み


株式会社ラントリップの代表取締役である大森英一郎氏は、今回の資金調達がヘルスケア領域への重要な一歩であると強調しています。また、楽しさを基にした行動変容を通じて、社会的な健康課題に取り組む意義を再確認しています。テクノロジーではなく、楽しさの力で人々を惹きつけ、ウェルビーイングの向上を目指す姿勢は、多くの人に共感されることでしょう。

ランニングと健康が交差する新たな時代を見据えたラントリップの今後の活動に、ぜひご注目ください。


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会社情報

会社名
株式会社ラントリップ
住所
東京都渋谷区渋谷1-8-3 シティコート桜丘408
電話番号

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