インドの大学生を迎えたインターンシッププログラムの成功と期待
私たちの会社は、2025年の10月に外務省が提供する「インド次世代共創人材招へいプログラム[MIRAI-Setu]」の一環として、インドから4名の大学生および大学院生をインターンシップに迎えました。このプログラムは、AFS(American Field Service)日本協会の協力のもと実施され、インドで学ぶ優秀な学生たちに日本のIT業界を体験してもらう絶好の機会となりました。
実施の背景
日本のIT業界では、2030年には約79万人のIT人材が不足するとの予測があり、人材の確保が急務な状況です。それに対抗するため、インドからの優秀な人材の獲得が不可欠となっています。毎年150万人以上の工学系学生が卒業するインドは、世界中の企業が注目する人材市場です。私たちは、インドの学生たちに当社の事業や業務内容を理解してもらい、将来的な人材獲得のパイプラインを形成することを目的としました。
インターンシップの内容
インターンシップでは、以下のような活動が行われました:
- - オリエンテーション:当社本社での基礎知識を紹介。
- - 視察訪問:当社の教育施設「クラフティアアカデミー」や関連会社での見学。
- - 現場訪問:JR長崎駅や長崎スタジアムなどの施工現場を訪れ、日本の技術を直に体験。
- - ワークショップ:日本の働き方やアジャイルワークについての講義や実践。
また、インターン生は「クラフティアアカデミー」での座禅体験や、我々のDX推進部とのワークショップ成果発表会に参加し、お互いの文化や考え方を共有しました。
成果と学生の声
インターンシップの最終日には成果発表会が行われ、学生たちは日印の文化の比較や自身の研究と当社の技術を融合させた独自の視点を発表しました。「クラフティアでの体験は非常に充実していた」「思いやりのある対応に感謝している」との声もあり、彼らにとっても充実した経験となったことが伺えます。
このプログラムを通じて、学生たちに大きな学びと成長の機会を提供し、私たちにとっても新たなビジネスの可能性を開く良い機会となりました。私たちは、今後も国際的な人材と共に成長し、さらなるイノベーションを生み出す企業を目指していきたいと考えています。
今後もこのような国際交流の取り組みを進めていくことで、日印間の持続可能なパートナーシップを形成し、経済・社会の発展に貢献していきます。期待が高まる未来に向けて、私たちの挑戦は続きます。