渋谷のアートバー「NANZUKA TAKEN」1周年記念イベント開催

渋谷でアートと美酒を堪能できる「NANZUKA TAKEN」

東京都渋谷区に位置するアートバー「NANZUKA TAKEN」が、2024年7月のオープンから1周年を迎えました。アートギャラリーNANZUKAの南塚真史が手がけたこの場所は、ギャラリー空間と見事に呼応し、まるで一つのアート作品のようです。

アートバーの魅力

重厚なシルバーの扉を開けると、そこには空山基の映像作品や彫刻が施されたスタンディングテーブルが広がります。また、中村哲也がデザインしたソファやバーカウンターも独自の雰囲気を醸し出しています。さらに、ダニエル・アーシャムや佃弘樹をはじめとする国内外のアーティストたちの作品が展示され、訪れるたびに新しい発見があるのが特徴です。

この1年間、アートやカルチャー関係者のみならず、様々な人々が集まり、NANZUKA TAKENはアートと飲食の融合を提案する場所として成長してきました。支持を受け、多様な交流やコラボレーションの場が育まれています。

1周年特別カクテル「BLUE CHAINSAW」

そして、1周年を祝して、大平龍一による新作オリジナルカクテル「BLUE CHAINSAW（ブルーチェンソー）」が登場しました。トロピカルフルーツの風味と柑橘系のビターが調和したこのカクテルは、甘くすっきりとした味わいで、アルコールが苦手な方のためにモクテルとしても楽しめます。

大平はこの作品について、「静かに広がる意識の青、素材へと切り込むチェンソーの衝動。南国の果実が放つ香りが脳裏に浮かぶ、詩的で身体的、精神的な飲み物です。」と語っています。