和柄マスクの寄贈
2020-07-29 10:00:03
世界の日本人学校へ和柄マスクを寄贈した「DAVID LAYER」の取り組み
世界の日本人学校に届けられた和柄マスク
滋賀県守山市に位置するオーダースーツ専門店「DAVID LAYER」は、和柄の美しさを取り入れたオリジナルマスクを開発し、世界7カ国の日本人学校へ寄贈しました。この取り組みは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が再び猛威を振るう中で、我々にできる何かを探し続けた結果生まれたものです。
背景と寄贈の意義
「アフターコロナ」という新しい生活様式が定着する中、多くの企業や団体が困難な時期を乗り越える手助けを求めています。「DAVID LAYER」もその一つで、文部科学省に対して日本人学校へのオリジナルマスクの寄付を提案しました。その結果、アメリカのニューヨークやニュージャージー、イタリアのミラノ、フランスのパリ、スペインのマドリード、オーストラリアのメルボルン、イギリスのロンドン、トルコのイスタンブールという7カ国の日本人学校にマスクを届けることができました。
特にメルボルンには、代表の伴野友彦が大学時代に過ごした地域でもあり、地域への感謝の気持ちを込めた寄付となりました。
子どもたちへの願い
「DAVID LAYER」では、未来を担う子どもたちが笑顔で歩いていけるよう、約1,000枚のオリジナルマスクが母校である滋賀県守山市立物部小学校にも寄贈しました。物部小学校からの感謝のメッセージは、寄贈の意義を一層深めています。
寄贈したマスクを手にすることで、子どもたちには行動力を持ち、また日本文化に誇りを持って育ってほしいという願いが込められています。和柄を身につけることで、彼らが自らの文化を大切にする感覚を育めることを期待しています。
オリジナルマスクの特徴
「DAVID LAYER」では、オーダースーツやオーダーシャツに使用する生地を大切にし、マスクもその一環として制作されています。オーダースーツの生地、裏地、シャツ生地は合わせると12,000種類を超える豊富な選択肢がありますが、中でも通気性や肌触りを考慮し、麻や綿、ストレッチ製のデニム生地を使用しています。これにより、利便性と共におしゃれさも兼ね備えたマスクが完成しました。
サイズ展開は小学生や教員の方々に合わせ、S、M、Lの3サイズを用意。裏地にはガーゼを使用しており、洗濯後も繰り返し使える仕様となっています。
SDGsへの取り組み
今回のマスク寄贈は、株式会社COLORが推進するSDGs(持続可能な開発目標)の一環でもあります。特に、「つくる責任、つかう責任」を重視し、オーダースーツやオーダーシャツの製作過程で出た端切れを有効活用することで、環境への配慮を実現。また、すべての人に健康と福祉を提供するとともに、ジェンダー平等を意識した製品作りも行っています。
この活動は、代表の伴野友彦さんと弟の伴野彰洋さんの地元、滋賀県守山市から新たな可能性を発信するものとなっています。カラフルな和柄マスクの寄贈を通して、今後も地域の特色を生かし世の中に貢献していくことでしょう。
まとめ
「DAVID LAYER」は、オーダースーツの販売を主軸にした事業を展開しながら、地域貢献やSDGsへの取り組みを通じて新たな価値を提供しています。和柄マスクはその象徴とも言えるプロジェクトで、世界中の日本人学校の生徒たちがこのマスクを手にすることで、和文化を感じ、未来に向けた希望を持って成長していくことを願っています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社COLOR
- 住所
- 滋賀県守山市焔魔堂町128番地8
- 電話番号
-
077-583-0480