エコリング、名古屋市と災害時支援の協力協定を締結

エコリング、名古屋市と災害時支援の新協定を締結

株式会社エコリングが、愛知県名古屋市と「災害時における応急生活物資等の協力に関する協定」を結びました。この協定の目的は、災害発生時に迅速に被災地への支援物資を提供するための基盤を整備することにあります。

左から、エコリングのコンプライアンス部長である大和田誠太郎氏と、名古屋市経済局の吹上康代局長が出席した締結式は、11月5日に名古屋市役所で行われました。エコリングは全国に展開する315店舗（2025年9月時点）および物流拠点に常備しているリユース品を、必要なタイミングで迅速に提供できる体制を整えました。

災害時に素早く応える体制

エコリングでは、リユース事業を通じて解決すべき社会課題に取り組んでいます。その一環として、災害時の支援体制の強化は特に重要視されており、過去には令和6年に発生した能登半島地震の際に、リユース品を活用した物資提供を行った経験があります。この経験をもとに、今後も全国の自治体との連携を深め、支援の輪を広げていく方針です。

■ 連携協定の具体的な内容

この協定のポイントは以下の通りです：

- リユース物品の提供: 衣類や日用品など、必要とされるリユース品を迅速に提供。
- 情報交換: 災害時に備え、相互連絡体制を確立し、物資の供給に必要な情報を共有。
- データベース化: 各店舗や倉庫に保存されている備蓄品のデータベース化により、物資の提供をよりスムーズに実現。
- 環境への貢献: リユース品の活用を通じて、環境保護にも寄与します。

エコリングの展望

エコリングは、リユース事業を基盤とし、日本国内およびアジアでリユース関連の事業を展開しています。主な業務は、顧客から持ち込まれる商品を「なんでも買い取り」し、リユースやリサイクルを通じて循環型社会の構築を目指すものです。さらに、買取りした商品の販売事業も行い、商品が次のオーナーに渡る架け橋となることを目指しています。

今後もエコリングは、地域社会や環境の問題解決に向けて取り組みを強化し、より良い未来の実現に努力し続ける所存です。エコリングの公式ウェブサイトでは、さらに詳しい情報やサービスが紹介されています。ぜひご覧ください。