洗剤を使わないランドリーで業界に革新をもたらす
株式会社wash-plusは、千葉県浦安市に本社を構える企業で、宿泊施設向けのランドリー「wash+ Comfort」を展開しています。この度、同社は東京ビッグサイトで開催される「レジャー&サービス産業展2025」に出展することが決定しました。イベントは2025年10月22日と23日に行われ、洗剤を使用しない新しい洗濯機が披露される予定です。
環境配慮と利便性の両立
wash-plusのランドリーは、アレルゲンフリーであることに加え、合成化学物質や香料を使わないため、宿泊者に優しい環境を提供します。これによって、ホテルの香りやコンセプトを損なうことなく、もっと多くの人々に安心して使ってもらえる製品を目指しています。
さらに、このランドリーでは節水効果や排水の汚染を軽減できるため、水資源の保全にも寄与しています。キャッシュレス決済が標準搭載されているため、両替の手間を減らしているところも多くの支持を集めている要因です。
展示会での新製品紹介
出展されるのは、同社の新モデル「Standard」。具体的には、洗濯機と乾燥機の実機、そしてその操作方法を体験できるデモ機が展示される予定です。このモデルは、ホテルや旅館のスタッフが抱える「ランドリーの困りごと」を解決する手助けを行い、設計事務所にとっても新しい選択肢となることでしょう。観覧は事業者限定のため、申し込みが必要です。
特にこの展示会では、近年のインバウンド需要や長期滞在者の増加に対応するために、さまざまな業種の方々が来場することが予想されます。ホテルスタッフの意見を反映したランドリー機器は、実際に現場での負担を減らし、より効率的に業務を行えるよう工夫されています。
「wash+ on-premises」の展開
さらに、アレルゲンフリーの業務用ランドリー「wash+ on-premises」の導入も新たに開始しました。こちらは、施設が自社で所有することができるため、コストの削減や業務の効率化が期待されます。このシステムは急な対応が必要な場合でもフレキシブルに運用可能です。
リネン内製化が求められる昨今では、光熱費や物価の上昇、人手不足が問題視されています。そのため、自社内でのリネン管理を内製化することで、コストや手間を大幅に減らし、業務の生産性向上に貢献します。この新たな選択肢がどのように評価されるか、今後の展開が非常に楽しみです。
wash-plusの受賞歴
wash-plusは多くの賞を受賞しており、特にSDGsや環境への貢献が評価されています。2023年にはSDGsアワードを受賞し、環境部門でのイノベーションが注目されました。また、IT賞でも技術革新が評価され続けています。
このように、洗剤を使用しないランドリーシステムは、施設にとっての価値向上を図る重要な要素となりつつあります。ぜひ、次回の展示会で新たなランドリーの形を体感してみてください。
まとめ
洗剤を使わない洗濯を実現する株式会社wash-plusの取り組みは、ただのサービス提供だけではなく、環境への配慮や宿泊者への負担軽減といった大きな使命を持っています。今後もこのような革新的な技術が他の業界にも広がりを見せることを期待しています。