DEEPCOREが主催するキックオフイベントで大学技術と経営人材の連携を促進

イベント概要

日本の最前線で展開されるスタートアップ支援の新たな取り組みが、AI特化型ベンチャーキャピタル・DEEPCOREによって推進されます。2025年度に実施予定の「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業」（以下、MPM）において、DEEPCOREがNEDOに採択され、その初めてのキックオフイベントが8月29日（金）に開催されます。

参加者を惹きつける内容

このイベントは、特にスタートアップ界隈で注目されている「ディープテック」に焦点を当てます。基調講演には、東京大学副理事である山本貴史氏が登壇予定で、「ディープテックの潮流」と題した講演を行います。このキーノートスピーチでは、テクノロジーの進展がもたらす新たなビジネスチャンスや、日本における大学の技術シーズの重要性について語られるでしょう。

また、パネルディスカッションもあり、テーマは「スタートアップ側から見た経営人材の重要性」とされており、経営人材の必要性やその資質がスタートアップに与える影響について深掘りされます。ディープコアは、技術と経営人材が有機的に結びつくことでイノベーションの実現が可能であるとしています。

背景に迫る

日本は技術は世界トップレベルですが、その多くが未だに社会へ実装されていないのが現状です。これを解消するためには、技術と経営のシナジーが不可欠と言えます。最近では、AIの進化により、これまで時間がかかっていたディープテック分野の事業化が現実味を帯びてきました。政府によるスタートアップ支援策も厚く、過去最大の規模となっています。

DEEPCOREは、このような状況の中で、技術シーズと経営人材を繋ぐ重要な役割を担っています。AI特化型の事業支援を行っている同社は、すでに「KERNEL」というプラットフォームを通じて、直近1年間で45件のマッチングを実現、約800名のコミュニティが形成されています。このマッチング活動は今後のスタートアップの成長に大きく寄与すると期待されています。