熊本県が誇る人気キャラクター『ONE PIECE』と共に、熊本地震から9年の時を経て復興の成果を見つめる特別なバスツアーが始まります。この特別なツアーは、話題の『麦わらの一味像ひとつなぎバスツアー』として知られ、熊本県内に設置された10体の銅像を巡る旅として、九州産交ツーリズム株式会社によって運営されます。
バスツアーの概要と目的
このバスツアーは、地震によって変わった熊本の風景や名産品に触れることで、参加者が熊本の“今”を感じることを目的としています。ツアーは、今年4月26日から開催され、毎月一度のペースで運行される予定です。熊本地震の被害を受けた場所や、創造的復興の象徴ともなった新しい建物を訪れる機会は、訪問者にとって貴重な体験を提供します。
熊本の変わり様を知る
参加者は、バスツアーを通じて、阿蘇の美しい景色や、高森駅、再生を遂げた新阿蘇大橋などを巡り、熊本の復興の様子を実際に目の当たりにします。また、各地の物産館ではその土地ならではの名産品を楽しむことができます。
タイムスケジュール
ツアーの初日には、「熊本地震震災ミュージアムKIOKU」やリニューアルした「高森駅」を訪れ、ランチには草千里ヶ浜を望むレストランであか牛ハンバーグをいただきます。次の日には、熊本市民の憩いの場である「江津湖」や、「日本の渚百選」「日本の夕陽百選」に選定された「御興来海岸」を訪れる予定です。
先行体験!プレバスツアーにも要注目
また、バスツアーに先立ち、4月5日と6日にプレバスツアーが開催され、こちらは参加費無料でモニターとして参加できるチャンスがあります。応募期間は3月5日から3月12日24時59分までで、当選結果は3月14日までに通知されるとのことです。
復興の象徴、麦わらの一味像
このツアーでは、麦わらの一味の銅像10体が訪れるスポットとなっており、これらはONE PIECEの作者、尾田栄一郎氏の県民栄誉賞受賞を祝し、また復興の象徴として2018年に設置されました。その後、県内各地に広がりを見せた銅像たちは、訪れる人々に熊本の復興のストーリーを伝え続けています。
尾田栄一郎氏のメッセージが原動力
被災直後、漫画家である尾田氏からの「必ず助けに行く」というメッセージは、熊本の人々に大きな勇気を与えました。このメッセージを基に立ち上げられた『ONE PIECE 熊本復興プロジェクト』は、地元の復興を支える様々な活動やイベントを展開しています。
まとめ
復興の進む熊本の今を感じることができるこの『ONE PIECE 麦わらの一味像ひとつなぎバスツアー』は、ただの観光ではなく、現地の方との交流や故郷の復興に対する新たな視点を得る機会を提供しています。
熊本の美しい風景や文化を再発見しながら、復興の物語を一緒に感じてみませんか?ツアーの詳細情報は公式サイトでチェックしてください。