熱帯病コンテスト
2025-07-07 14:31:07

学生が「顧みられない熱帯病」を考える機会!コンテスト開催決定

学生が熱帯病を自分ごととして考える場



2025年7月7日、一般社団法人NTDs Youthの会が主催する「第三回 顧みられない熱帯病コンテスト」が開催されることが決定しました。このコンテストは中学生から大学院生を対象に、世界的な健康問題に対する理解を深め、その解決に向けた行動を促すことを目的としています。

NTDsとはどのようなものか



顧みられない熱帯病(NTDs)は、世界保健機関(WHO)によって定義された21の疾患群で、主に熱帯地域の貧困層に影響を与えています。現在、約15億人が感染のリスクにさらされており、これらの疾患は特に低中所得国に集中しています。感染症として銘打たれた病気には、リンパ系フィラリア症や住血吸虫症、デング熱などがありますが、これらは多くの場合治療薬が不足しており、国際的な関心も低いのが現状です。

コンテストの目的と意義



本コンテストの開催は、若者がNTDsを身近な問題として捉える機会を提供し、自らの意見やアイデアをアウトプットする場となります。学生たちは、自分たちがどのようにしてNTDsへの関与を深め、さらには持続可能な開発目標(SDGs)に貢献できるのかを考える機会を得られるのです。これにより、NTDsの認知度を高めると同時に、積極的な行動を促すことを目指しています。

コンテスト概要



今年度のコンテストは「わかりやすく伝える部門」と「行動を増やす部門」の二つの部門に分かれています。A部門では、NTDsについての理解を促進する内容を、B部門では具体的なアクションを提案する内容を求めています。応募対象者は、日本国内の中学校、高校、大学、専門学校に在籍する学生です。

賞品について



最優秀賞には賞金10万円が、U18特別賞にはギフトカード2万円が用意されています。また、スポンサー賞も募集中であり、協賛団体には特別なご優待があることも魅力的です。

これまでの応募状況



過去のコンテストでは多くの学生たちが参加し、彼らはNTDsに対する興味を示しました。受賞者たちからは、実際にフィールドワークを行い、知識を深めたいという意欲も聞かれます。これは、若者たちが自らの手で社会課題に取り組む姿勢を示し、今後の健康問題の解決に寄与する可能性を秘めています。

近藤裕哉氏のコメント



コンテスト責任者である近藤裕哉氏は、「この機会を通じて日本の若者がNTDsという課題に真剣に取り組むことを願っています。また、グローバルな視点から健康問題に関与する重要性を実感してほしい」と述べています。このコンテストは、日本の若者が新たな一歩を踏み出す手助けとなると言えるでしょう。

まとめ



「第三回 顧みられない熱帯病コンテスト」は、未来を担う学生たちが自身の考えを発信し、社会に対して行動を起こす貴重な機会となります。感心し行動を起こすことが、変革の第一歩となるのです。興味を持たれた方は、是非参加してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
一般社団法人NTDs Youthの会
住所
福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目6-1小森ビル4A
電話番号
080-2741-3952

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