東栄新薬が特許取得！アガリクスKA21で認知機能改善の期待高まる

新たな特許取得！アガリクスKA21とストレス性認知障害

東栄新薬株式会社は、東京都三鷹市に本社を置く企業で、至学館大学健康科学部との共同研究を通じて、アガリクスKA21がストレス性の認知機能障害に効果があることを確認し、この成果を基に特許を取得しました。この特許は「ストレス性認知機能障害改善組成物およびこれを含む医薬・飲食品、飼料」に関するもので、登録番号は7752340号です。特許は2025年に有効になり、今後の展開が期待されます。

認知機能障害とは

認知機能障害とは、アルツハイマー病や脳血管障害などによるものが多いですが、最近の研究ではストレスによる影響も注目されています。特に、孤独感や社会的孤立が高齢者の認知症リスクを高めることが明らかになっています。このようなストレスが、記憶や判断力、学習能力を低下させる要因になることが分かってきました。

アガリクスKA21とは

アガリクスは、南米ブラジル原産のキノコで、補完代替医療の分野で健康食品やサプリメントとして利用されています。特に、露地栽培されたアガリクスKA21株は、ハウス栽培に比べてビタミンやミネラルの含有量が豊富で、サイズも大きくなります。これにより、栄養成分がより高品質であるとされています。

研究の背景

東栄新薬は、KA21株に関して29年以上の研究開発を行っており、数多くの国際論文を発表しています。共同研究機関としては麻布大学や東京大学などを有し、これまでにアガリクスKA21が有するさまざまな健康効果が解明されています。これには、抗腫瘍効果、免疫力の向上、ストレス軽減作用などが含まれており、ストレス性認知機能障害に対するサプリメントとしての可能性も期待されています。